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全ての測定結果「問題ないレベル」 秋田市・震災がれき燃焼試験
秋田市河辺豊成の市総合環境センターで実施された岩手県野田村の震災がれきの燃焼試験結果について、県は15日、溶融処理による排ガスや排水、灰のダイオキシン類濃度は法律の基準を下回ったと発表した。これにより、同市での燃焼試験の全ての測定結果が出そろった。県環境整備課は「いずれも問題のないレベルであり、がれきを安全に処理できることを確認した」としている。
秋田市は16日、センターで住民説明会を開き、燃焼試験結果を報告。がれきの本格受け入れを8月にも始める考えだ。
同課によると、排ガスのダイオキシン類濃度は1立方メートル当たり0・0077〜0・02ナノグラム。ダイオキシン類対策特別措置法の基準(0・1ナノグラム)を下回った。排水と灰も問題のないレベルだった。
これまでに判明していたスラグやメタル、灰の放射性セシウム濃度は基準を下回り、センター敷地の空間放射線量は本県の通常レベルの範囲内だった。
燃焼試験は5月19〜22日に行われ、野田村のがれき約272トンを溶融処理した。
(2012/06/16 09:19 更新)
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