小沢氏と鳩山元首相 今後も連携確認

7月9日 18時59分

今週、新党を結成する小沢一郎氏は、消費税率引き上げ法案に反対したものの党にとどまっている鳩山元総理大臣と会談し、消費税増税の阻止を念頭に今後も連携していくことを確認しました。

会談は小沢一郎氏の呼びかけで、国会内でおよそ３０分間行われました。
この中で、小沢氏は、消費税率引き上げ法案に反対し、民主党に離党届を提出したことについて、「われわれの行動は、国民から支持されている。次の衆議院選挙では絶対に勝たなければならない」と述べました。
そのうえで、小沢氏は「こういう状況なので、これからも、いつでも連絡を取れるようにしておこう」と述べました。
これに対し、鳩山元総理大臣は、「党内で『今の消費税率引き上げ法案には反対だ』という仲間をできるだけ増やす努力をしていきたい」と述べ、消費税増税の阻止を念頭に、今後も連携していくことを確認しました。
また、鳩山氏は、党員資格停止とするみずからの処分について、「『党を出て行け』ということではないか」と述べ、執行部の対応を批判しました。
会談のあと、鳩山氏は記者団に対し、「会談では、これまでどおり連絡を取り合ってやっていこうという話をした」と述べました。