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プレイオフ有力チームの抱える弱点とは?

2012年07月10日(火) 15:37

 NFL.comのマーク・セスラー氏は、プレイオフ進出の有力候補であるものの一気に失速する不安要素を抱えているチームを紹介している。

ニューヨーク・ジェッツ:WR

 WRサントニオ・ホームズが気分良くプレイしている時、彼は相手守備にとって問題となるが、昨季はそういった場面が多くなかった。彼はエースWRだが、ロッカールームで周囲を引っ張っていけるリーダー的な存在ではない。また、ホームズに次ぐ2番手レシーバーは、チェズ・シレンス、ジェレミー・カーリー、新人スティーブン・ヒルなど人材不足だ。

ワシントン・レッドスキンズ:RB

 レッドソックスのファンは、『RG3』の愛称で知られる新人QBロバート・グリフィンIIIが、ここ数十年に渡って課題となっているフランチャイズQB不在の問題を解消してくれると期待している。しかし、現在のロースターでRG3が活躍するのは難しい。彼はRBの強力なサポートなしでプレイすることになりそうだ。昨季、RBロイ・ヘルはプロ1年目としては堅実なプレイを見せたが、マイク・シャナハンHCはブロンコス時代のような強力ランオフェンスを構築出来ていない。

シカゴ・ベアーズ:攻撃ライン

 QBジェイ・カトラーが、ベアーズで本領を発揮できていないのは脆弱なパスプロテクションが原因だ。昨季、ベアーズはカトラーがいる時は7勝3敗だったが、彼が指のケガで欠場すると一気に失速した。そしてベアーズは、今オフに攻撃ラインの強化について何も行なっていない。

デンバー・ブロンコス:守備ライン

 ブロンコスは守備ラインが欠点であり、1試合平均のラン喪失ヤードは2010年が155ヤード、昨季がリーグ22位の126.3ヤードと低迷している。守備隊形を3−4から4−3に変更するのはランストップの助けとなるが、守備ライン陣は特にDTが安定感に欠けている。

ニューイングランド・ペイトリオッツ:守備バック

 昨季、ペイトリオッツは本職がWRのジュリアン・エデルマン、マット・スレーターも守備バックとして出場していた。スーパーボウルでジャイアンツに敗れたのは、相手QBイーライ・マニングのパスを守備バック陣が止められなかったからだ。そして今オフ、同ユニットの底上げは行なわれていない。

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