児童ポルノ販売:IPアドレスでもブロッキングへ

毎日新聞 2012年07月04日 02時30分

ブロッキングと児童ポルノサイトの閲覧
ブロッキングと児童ポルノサイトの閲覧

 インターネットサイトで児童ポルノを販売し警視庁に逮捕された男らが、「IPじか打ち」と呼ばれる手法でサイトへの接続を遮断するブロッキングをすり抜けていた問題で、大手プロバイダーなどで組織する「インターネットコンテンツセーフティ協会」(ICSA)は3日、従来のサイトを示すための表記「URL」だけでなく、パソコンなどに割り当てられた識別番号の「IPアドレス」でもブロッキングできる対策に乗り出すことを明らかにした。

 ICSAは11年11月現在、違法サイトとして170のURLなどをブロッキング対象としているが、今回の事件を受け、来春までに準備を整え、IPアドレス情報も各プロバイダーに提供する。

 ICSAによると、ブロッキングを実施する国内のプロバイダーの大半は、費用や接続設備への負荷がかかることからURLを基にサイトを認識する「DNS方式」を採用。URLとIPアドレスを併用してブロッキングできる「ハイブリッド方式」については、複数のプロバイダーが総務省と連携して実証実験を進めている。

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