東京スポーツ新聞社が製作委員会に名を連ねる映画「苦役列車」(14日公開)で、お笑い芸人・マキタスポーツ(42)が本格的に役者デビューしている。ビートたけし本紙客員編集長(65)と同じ「オフィス北野」所属のマキタは「この映画で、東京スポーツ映画大賞新人賞を狙う」と宣言。さらにAKB48の前田敦子(20)との「初対面秘話」などを明かした。
――かなり重要な役だが
マキタ:山下敦弘監督にちゃんと演技させられた感じ。最初は芸人として「笑い取っていいかな?」と思ってたが、映画でそういうのは不要。それに気付くのに時間がかかりました。
――お笑いとは違った
マキタ:当たり前ですけど、映画の現場って笑いが起きるわけじゃない。でも経験があまりないから、笑いがないとどんどん不安になる。感覚的に「スベってる」みたいな(笑い)。だから笑いを取ろうとあがくけど、それは不要なんです。
――今回は前田敦子とも共演した
マキタ:でも絡むシーンは一つもないから、撮影現場では一回も会ってない(笑い)。日雇い労働者の役ということで、周りはもうオヤジばっかりでして…。
――前田に初めて会ったのは
マキタ:打ち上げ(笑い)。前田敦子が座ってるから「オーッ」と思った。かなり酒飲んで、酔って勢いつけてから「前田あっちゃんじゃん!」って話しかけました。
――「苦役列車」は本紙も製作委員会に名を連ねている
マキタ:聞きました。来年の東スポ映画大賞が楽しみ。たけしさんが審査委員長だし。2年前に期待賞をもらってるけど、今回は役者として受賞したい。「東スポさん、たけしさん、マキタスポーツ」の関係から言って、賞をいただかない手はない。と言うか「いただけないわけがない」と勝手に思ってます。
――期待賞の時は異例の「賞金ゼロ」だったが
マキタ:受賞することに意味があって賞金なんて二の次です、と言いたいが、やっぱりいただけるのならいただきたい(笑い)。
――狙うのは新人賞
マキタ:新人という年でもないけど、欲しいですね。でも俳優の賞が無理なら話題賞でもいいかな。今から騒ぎを起こしましょうか。二股かけるか、生活保護を申請するか? でも沢尻エリカ様もいるし、話題賞は厳しいか(笑い)。やはり新人賞を狙います。まあマジメな話、たけしさんがこの映画をどう評価するのか楽しみです。
――今後映画のオファーが来たら
マキタ:やりたいです。俳優として、イメージがかぶって邪魔になりそうなのが温水洋一さんとでんでんさん。この2人をどかして、あの枠を全部取りたいですね。
――映画では、自ら作詞作曲した挿入歌も担当
マキタ:「俺はわるくない」って歌。それを言っちゃおしまい、というタイトルですが、みんな表に出さないだけでそう思ってますから。できた時は「これは主題歌になる。ならなきゃおかしい」と思ったけど、残念ながら挿入歌ということで(笑い)。まあ映画に関係なく「いい曲書けた」とは思ってます。
――ヒットするかも
マキタ:ヒットチャートに「俺はわるくない」ってタイトルがあったら面白いでしょ? いろんなとこで歌いたい。あっちゃんとデュエットしようかな。
☆マキタスポーツ=1970年1月25日生まれ。山梨県出身。A型。本名・槇田雄司。音楽の才能を生かした音曲ネタを得意とするピン芸人で、特にアーティストの作風や思想をマネした「作詞作曲モノマネ」が大人気。2009年、東スポ映画大賞「第10回ビートたけしのエンターテインメント賞」期待賞受賞。
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