右大腿骨骨挫傷のため戦列を離れていた阪神の藤川球児投手(31)が5日、一軍に合流した。離脱中は逆転負けが目立つなど守護神不在の影響が直撃。リリーフ陣にとってはまさに救世主だが、首脳陣の期待はこれだけではない。藤川が猛虎打線の起爆剤になることも熱望している。
藤川が一軍登録を抹消されている間の11試合で3勝8敗。そのうち、終盤にリリーフ陣が踏ん張り切れずに敗れたのが5試合と、藤川不在の穴を埋めることができなかった。それだけに首脳陣の期待は膨らむばかりだ。和田監督は「いるといないとでは全然違う」。山口投手コーチも「分厚いピースが一枚、後ろに控えているだけで前の投手も楽になる」と心待ちにしていた。
さらにコーチの一人は、もう一つの藤川効果を説明する。「藤川が戻ってきてくれれば打線も変な重圧を感じなくて済む。野手も伸び伸びと打席に入ることができるんじゃないのかな」。なぜ抑えの藤川の存在が打線にも影響するのか——。
前出のコーチはこう解説する。「序盤に点を取ったものの、中押し、ダメ押し点を取れない試合が多かった。これが逆転負けにもつながっていた。これは野手が、藤川がいないことで何としても1点でも多く追加点を取らないといけないと、自分たちにプレッシャーをかけてしまっていたからだ。その結果、チャンスはつくるけど得点につながらず、逆に悪い流れにしてしまっていた」
実際に藤川不在の11試合で、5回までに得点しながら6回以降は無得点というケースが8試合もある。これこそが藤川を欠いた余波だというのだ。自力V消滅となったが、これ以上の低空飛行は許されない。和田監督は「チームが気持ちを一つにして何度でも初心に帰る。これに対して巨人戦は非常にいい舞台。気持ちが盛り上がってくる舞台だ」と首位叩きで攻勢に転じる意気込みだけに、投打に弾みをつける藤川の復帰は絶好のカンフル剤になりそうだ。
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