サブカテゴリー

PR:

ランボルギーニで96キロ超過 動画投稿で発覚、逮捕

ランボルギーニで高速暴走 容疑者が乗っていた車
容疑者が運転していた高級車ランボルギーニの「ガヤルド」(広島県警提供)
Photo By 提供写真

 広島県警安佐南署は9日、制限速度を96キロ超える時速156キロでスーパーカー「ランボルギーニ」を運転したとして、道交法違反(速度超過)の疑いで、広島市安佐南区長楽寺の自動車部品メーカーの38歳の役員を逮捕した。

 同署によると、容疑者が運転していたのは黄色い「ランボルギーニ・ガヤルド」。2010年1月、後部ガラスにビデオカメラを前方に向けて設置、走行中の映像を録画し、動画投稿サイト「ユーチューブ」に載せた。映像を見た市民が今年3月、広島県警にメールで通報し、発覚。容疑者は「回転数を上げたエンジン音とスピードを楽しみたかった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は2010年1月2日午後4時から5時の間、広島市西区と安佐南区の広島高速4号線(制限速度時速60キロ)をそれぞれ156キロと130キロで運転した疑い。

 広島高速4号線は片側2車線の自動車専用道路。総距離4・9キロでトンネル区間が多いが、捜査関係者によると「ほとんど直線でスピードを出しやすい」という。

 容疑者は同道路の起点・中広口(西区)から終点・沼田口(安佐南区)まで猛スピードで走行。同署は走行区間とその走行時間から、156キロと130キロのスピードを出していたことを割り出した。映像にはナンバープレートも映っていたが、容疑者は投稿後にナンバープレートを変更。捜査関係者は「ナンバーを変えれば分からないとでも思ったのでしょうか。黄色いガヤルドなんてそうそうあるわけではないのに」とあきれている。映像は、警察の捜索を受け今年5月、容疑者自ら削除した。

 ▽ランボルギーニ・ガヤルド イタリアのランボルギーニ社製造のスポーツカー。「アヴェンタドール」とともに現在販売されているランボルギーニの2車種の一つ。03年発売開始。最高速度は約320キロ。価格は新車で2500万〜3000万円。中古でも1000万円前後。日常使用を意識し、ドアは跳ね上げ式ではなく横開き。

[ 2012年7月10日 06:00 ]

Webtools & Bookmarks
Yahoo!ブックマークに登録

注目アイテム

ニュース

注目アイテム

クイックアクセス
【楽天】オススメアイテム
スペシャルコンテンツ