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中学生自殺 “文科省が直接調査も”7月10日 12時6分
平野文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、大津市の中学2年生の男子生徒が自殺した問題で、市の教育委員会や学校の対応に問題がなかったかどうか、県の教育委員会から報告を受けたうえで、必要があれば文部科学省としても調査する考えを示しました。
この問題では、学校側が全校生徒を対象に行ったアンケートで、男子生徒が同級生から自殺の練習をさせられていたという回答が複数、寄せられていたにもかかわらず、大津市教育委員会はこれを公表せず、調査を打ち切っていました。これについて平野文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で、「子どもの命がなくなっており、文部科学省としても看過できない問題だと認識している。再発防止を含めて、しっかりと現況を把握して対応したい。1つの案件として終わらせてはならない」と述べました。そのうえで平野大臣は、「市の教育委員会や学校が適切に対処したのかどうか、文部科学省としても、しっかり対応していきたい。基本は県の教育委員会だが、つかみきれなければ直接やることもある」と述べ、県の教育委員会から報告を受けたうえで、必要があれば文部科学省としても調査する考えを示しました。
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