現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 社会
  3. 裁判
  4. 記事
2012年7月9日17時19分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

33年間出廷拒否、飲酒事故の被告ついに実刑判決 千葉

 無免許での飲酒運転事故で5人に重軽傷を負わせ、業務上過失傷害などの罪に問われながら、33年間にわたって出廷を拒否していた無職、青柳秀二被告(78)に対し、千葉地裁は9日、懲役2年6カ月(求刑懲役3年)の実刑判決を言い渡した。丹羽敏彦裁判長は「被告は逃亡中も無免許運転を繰り返しており、犯行後の情状は極めて悪い」と述べた。

 青柳被告は1979年に在宅起訴された後、住民票の届け出とは違う場所に転居し、所在が分からなくなっていた。今年になって居場所が判明し、千葉地検が3月に身柄を拘束した。

 判決によると、青柳被告は78年8月21日、群馬県伊香保町(現・渋川市)の道路で、無免許で飲酒運転して乗用車と衝突し、当時12〜49歳の一家5人に重軽傷を負わせた。

PR情報
検索フォーム

おすすめ

有罪判決はなぜ下されたのか、捜査や裁判に問題はなかったか。

元刑事の証言。行方不明となった少女の手がかりは、かけらもなかった…。

法と犯罪、己と組織。元刑事の証言から事件現場や捜査の舞台裏を克明に描く。

「安全」を信じ、地域振興を期待してきた東北。原子力とどう向き合えばいいのか。

安かろう、悪かろう、激安にはワケがある。そのワケに潜む大きな危険性を検証。

母と娘の確執――なぜ彼女たちは苦しんでしまうのだろうか。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介
サッカー日本代表戦JFAユースプログラム 応募はこちら

朝日新聞社会部 公式ツイッター