WBC本部(メキシコ)での世界スーパーバンタム級名誉王者授賞式に出席した西岡利晃(35)=帝拳=が9日、成田空港に帰国した。7日には米国でWBO・IBFの2団体統一戦を観戦。王座を統一したノニト・ドネア(フィリピン)にリングで直接対決をアピールするなど、交渉に手応えがあったようだ。
西岡はドネアが今後の対戦相手に自分の名前を出したのを聞いてリングに上がった。「おめでとう。次は俺とやろうと言った」と好感触に満足顔。昨年11月に7度目の防衛に成功後、ドネアとのスーパーファイト一本に的を絞っており、授賞式でもスレイマン会長から後押しの確約を得た。
西岡は「場所はラスベガスでもロスでも日本でもいい」と、9月か10月を希望している。 (山崎照朝)
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