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ロンドン五輪レスリング女子72キロ級の“鉄人”浜口京子(34)=ジャパンビバレッジ=が9日、地元の東京・台東区の区役所で壮行会を開いた。同席した父のアニマル浜口氏(64、本名・平吾)は作詞作曲した新応援歌を披露し、得意の気合10連発で盛大に送り出した。全国で壮行会が行われ、陸上男子やり投げのディーン元気(20)=早大=、体操男子のエース内村航平(23)=コナミ=ら各競技の五輪代表が健闘を誓った。
壮行会のクライマックスで、アニマル氏が立ち上がった。「この日のために寝ずに考えてきた」と前置きすると、練習の成果を歌声に乗せた。
「太鼓でドン、花火でドン、あドン、ドン、ドン♪」。ラップ調のリズムに場内はあぜん。しかし、アニマル氏は気にせず歌う。出席した台東区在住のパラリンピック陸上女子走り幅跳び代表・佐藤真海(30)もつられて乗り始め、ついに場内は手拍手と爆笑の渦だ。歌い終わると恒例の気合注入10連発。「19年間のすべての思いをぶつけて、金メダルを取りたい」。娘の京子は三度目の正直を宣言し、父の温かい?応援に目を赤くした。
アニマル氏は08年の北京五輪後、早くも応援歌の作詞作曲に着手。自慢の歌詞はロンドンの「ドン」で韻を踏み、サビの部分は「牛ドン 勝ドン 西郷ドン」のくだり。「台東区ゆかりのもの。牛ドンは文明維新の象徴。勝ドンは西郷ドンとセットの勝海舟ですな。西郷ドンは上野公園のあれ(銅像)ですよ」。CD販売の予定はもちろん「一切ない」。
アニマル流メンタル特訓で、京子は課題の重圧克服に挑んでいる。「気合と笑いのコラボ。歌で緊張を解放し、集中の気合で締める。解放、集中を繰り返す。頭を空っぽにしろ!」。耳元で父に絶叫された娘は「父がそばで励ましてくれるので力になる」と感謝した。
生まれも育ちも台東区。お隣の墨田区に東京スカイツリーが建ち、上野動物園ではパンダが話題になった。「次は金メダルだっ!」と父。娘は新作応援歌の歌詞は「まだ暗記してない…」という。
(2012年7月10日06時02分 スポーツ報知)
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