AKB48の総合プロデューサーで作家、秋元康氏(56)がニッポン放送の生放送特番を初めてプロデュースすることが9日、分かった。
「秋元康プロデュース 死んだらどうなるの?」(16日放送、後1・0~)と題し、企画段階から担当。取材に応じた秋元氏は「死を考えることで生きることが楽になる気がする。最大のテーマは、生きるヒント。それを考えたい。人が死んだ後のことやネガティブなものではない」と趣旨を説明する。
番組はジャーナリストの鳥越俊太郎氏(72)がパーソナリティーで、医学博士や学者らを招き、さまざまな観点から「死んだらどうなるか?」という疑問に迫る。
秋元氏自身は実父の死をきっかけに死生観について考えるようになったという。その死生観ついて「前のめりに終わるように死ぬこと。死んだときも予定が入っていてほしい」と告白した。
「ラジオ番組をきっかけに作家になった僕は、ラジオの力をすごく信じている。(出演者やリスナーら)みんなで語り合いたい。(番組を通して)議論を巻き起こしたい」と力を込めた。
(紙面から)