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大津中2自殺、担任「いじめ相談された」証言大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)が飛び降り自殺した問題で、担任の男性教諭が、男子生徒からいじめを受けていると電話で数回、相談を持ちかけられていたとの複数の証言があることが分かった。市教委の全校生徒アンケートでも「教師が見て見ぬふりをしていた」と複数の回答があった。市は近く設ける有識者による外部委員会で、これまでの経緯について調査する。 生徒は昨年10月11日朝、自宅マンション(14階建て)の最上階の通路から飛び降り、死亡した。複数の関係者によると、この直後、学校で担任教諭が生徒数人に対し、「死亡した生徒から、いじめを受けていると電話で相談があった」などと話していたという。 読売新聞の取材に対し、市教委は「担任教諭が、生徒から相談されていたとは聞いていない。そんなことはあり得ない」としている。 生徒の死亡直後、市教委は「学校からいじめの情報は上がっていない」としていた。しかし、10月中旬、市教委が全校生徒約860人にアンケート(約330人が回答)をしたところ、67人が、自殺した生徒が暴力行為を受けているのを見たことがあると回答していたことが新たにわかった。 このほか、「(男子生徒が)自殺の練習をさせられていた」と4人が記名で、12人が無記名で回答。「教諭らが見て見ぬふりをしていた」「一度、先生は注意したが、その後は一緒に笑っていた」「男子生徒が自殺直前、いじめた同級生らに『死にます』とメールや電話をしていた」などの記入もあった。しかし、市教委は「自殺の練習」などについては公表せず、追加調査もしていなかった。 (2012年7月7日 読売新聞)
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