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FTA/EPA、WTO

世界のビジネスニュース(通商弘報)

国内業者も供給管理制度の廃止を要望−TPP交渉参加の意義と課題(2)− (カナダ)

2012年7月4日 トロント発

 酪農・養鶏産業の保護を主目的とするカナダの供給管理制度については、ハーパー政権は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の事前協議の中で「(同制度を含む)全ての項目を交渉対象にする」と約束した。今後、米国、オーストラリア、ニュージーランドから相当な圧力がかかることは確実だろう。供給管理制度の廃止を求める声は、国内でも食品加工業者を中心に高まりつつある。TPPにおける同制度の着地点は、カナダがEUと進めるEU・カナダ包括的経済・貿易協定(CETA)がヒントになりそうだ。連載の後編。

通商弘報  4ff2c8b3a2d78

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