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事件
1280万円着服 「親の借金返済に充てた」福島県商工会女性職員
2012.6.14 19:13
[不祥事]
福島県商工会連合会(福島市)と四倉町商工会(同県いわき市)は14日、今年3月末まで連合会から商工会に出向していた30代の女性職員が、一般会計費や親睦費などから約1280万円を着服していたと発表した。
商工会によると、職員は着服を認めている。告訴も含め対応を検討する。
経理を担当していた2004年4月から今年3月までの間、上司が保管する銀行印を無断で持ち出すなどして500回以上、不正な引き出しや、監査をごまかすための入金を繰り返した。
職員は「親の債務返済や遊興費に使った」と話しているという。別の商工会に異動する際、これまでの出し入れを記録した通帳がないことを後任が不審に思い、商工会が調査した。
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