新羅ホテル、貴賓フロアの全客室に日本の浴衣を準備

新羅ホテル、貴賓フロアの全客室に日本の浴衣を準備

2012年07月09日17時26分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  昨年、韓服を着た客のレストラン入店を拒否して非難を招いた新羅(シンラ)ホテルが、今度は日本の伝統服を客室に置いて物議をかもしている。

  9日にブログに掲載されたコメントによると、新羅ホテルは日本の浴衣をホテル内の貴賓フロア(Executive Floor)の全客室に置いているという。

  新羅ホテルに宿泊した日本人の知人から連絡を受けたというこのブログ利用者はこうした内容を伝え、「日本人の知人がホテル側に尋ねたところ、日本人客向けに準備したのではなく、ホテル内の貴賓フロアのすべての客室に浴衣を置いていることが確認された」と伝えた。 また「外国人投宿客が浴衣を韓国の伝統服装と誤解しないか心配になる」とし「着替えるのが不便な韓服を置けという意味ではない。 しかしあえて日本の伝統服を簡易服装として提供する必要はないだろう」とコメントした。

  これに関し新羅ホテルの関係者は「一流ホテルは外国人顧客が70-80%で、その大半が日本人なので、顧客の便宜のために浴衣を置いている」とし「日本人顧客が主に利用する一部の客室だけに置いていて、国内の他の一流ホテルも同じだと理解している」と説明した。

  新羅ホテルは昨年4月、韓服デザイナーのイ・ヘスン氏が韓服を着ているという理由でホテルのビュッフェレストランへの入店を拒否し、後に謝罪した。
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