いじめではなく「じゃれあい」大津市中学生自殺での学校側の主張

いじめ被害者の中学生が自殺をした滋賀県大津市の「いじめの練習」事件。学校側の主張と、「じゃれあい」や「あそび」と学校側に表現された被害者少年が受けた仕打ちについてまとめました。

更新日: 2012年07月09日RSS

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加害者側の行為を「じゃれあい」と表現

アンケートに記載されている内容から、友達間の「あそび」や「じゃれ合い」の中で本人が嫌がることや不本意な暴力と考えられる行為がありました

少年が亡くなった後の学校通信「やっぱり皇中がすき」11月号内で

アンケートに記載されていた「じゃれあい」の中身

服脱がされて写真撮られたりして、お金を取られたりしていた

2学期が始まってすぐ、廊下で思い切り肺、おなか、顔を殴ったり、跳び蹴りしていた。一方的だった

銀行の(暗証)番号を無理やり言わせれお金を使われていた

貯金を数万円単位で下ろし始め、9月末までに12万円以上を引き出していたことが発覚。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120706/crm12070609490001-n1.htm

亡くなる直前に被害生徒の部屋が荒らされ、財布がなくなった

(自殺の1週間前に)男子生徒3~4人に囲まれてトイレの隅で殴られたり蹴られたり、悪口を言われたりしていた。死ねとか、うざいとか、消えろとか

寝転ばされて、蜂の死骸を食わされかけていた。

カエルを口に入れられていたという報道も(産経)

被害者生徒は教師に助けを求めていたが…

先生にも泣きながら電話で言ったそうですが、あまり対応してくれなかった

担任の先生が『大丈夫か』と聞くと、自殺した生徒が『大丈夫です』と答えていたので、先生は安心したのか、あとは見て見ぬふりをしていた

生徒2人が亡くなった生徒に暴力をふるっているのに、「隣にいたが止めなかった。笑ってた。『やりすぎんなよ』って」と話した。ほかの生徒も同様の証言をし、「周りにほかの教師もいた」と話す生徒もいた。

親も学校に相談をしていた

ほかの生徒から2回にわたりいじめの指摘があったほか、家族から「金遣いが荒い」との相談を受けていたという。

教師「仲良しグループだと思っていた」

学校の教諭らは、男子生徒や同級生が仲良しグループだと思っていた。だから、微妙な人間関係の変化に気づけなかった

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