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ryoko174の混沌日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-07-22

東日本大震災復興のバラマキ化「阪神大震災の4倍の規模感なのはなぜ?」

日本政府は東日本大震災さえも、バラマキ利権の焼け太りのチャンスと捉えている節があります。


政府 復興対策19兆円規模で

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110721/t10014362311000.html

全体の費用は、阪神・淡路大震災の際の対策などを参考に23兆円程度とし、前半の5年間を「集中復興期間」と位置づけて19兆円規模の財政支出を行うとしています。


まずは下記の数値をご覧下さい。


阪神大震災の復興予算

被害額  :10.0兆円

復興予算 : 3.2兆円

復興予算率: 32%


東日本大震災の復興予算

被害額  :20.0兆円

復興予算 :23.0兆円

復興予算率:115%


阪神大震災の復興対策を参考にしながら、なぜ被害額に対する復興予算額比率を4倍弱に引き上げたのか、なんの説明もありません。

原発事故の有無という差分もありますが、これは原則として電力会社に賠償責任があり、予算引当は別案件として処理されるはずです。

それに、仮に原発事故処理費用4兆円を全額盛り込んでいたのだとしても、復興予算19兆円。これでも阪神大震災の約3倍の復興予算率です。


復興対策の予算金額、ならびに期間が適切かどうか、再検討が必要と思われます。

本当に阪神大震災の4倍の規模感の予算が必要なのか?

10年間という予算割りが適切なのか?

はっきりいって、あまりに唐突すぎる復興計画だと感じます。

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