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パチンコ大手 40億円の所得隠し指摘7月9日 11時38分
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全国チェーンのパチンコ大手「ガイア」の企業グループが、従業員の給与を水増しするなどしていたとして、東京国税局から合わせて40億円の所得隠しを指摘され、およそ10億円を追徴課税されていたことが、関係者への取材で分かりました。
所得隠しを指摘されたのは、東京・中央区に本社があるパチンコ大手の「ガイア」の企業グループです。
関係者によりますと、このグループでは従業員の給与を水増ししたり、役員の個人的な支払いを経費に計上したりしていたということで、東京国税局は、意図的な経費の水増しがあったと判断したということです。
このため、ガイアの本社やグループ企業およそ20社に対して、合わせて40億円の所得隠しを指摘し、重加算税を含めておよそ10億円を追徴課税しました。
これについてガイアは、「定期的な税務調査は受けていますが、お答えする内容はありません」と話しています。
ガイアは、全国に200店舗近いパチンコホールを展開する業界の大手で、ことし5月までの1年間の売り上げは4130億円に上っています。
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