Home
少女と老女のポルカ/2000年度新人公演
少女と老女のポルカ
- 作
- 古城十忍
- 演出
- ドゥ=ギャラン
- 公演情報
年は離れているが仲の良い少女と老女。少女は元気に振舞う反面、母子家庭であり、友達も少ないということを 裏に抱えていた。そんな事を隠しながら少女は老女の所へ遊びに行く。
老女の家には少女の同級生、学校の先生、さらには少女の父親もやってくる。老女はそんな人達を時には叱り、時には励ましたりする。老女はとても少女想いであり、少女の事を友達と言う。
そんなある日、老女のもとに一人の男がやってくる。その男は老女の息子であった。老女は昔、家を抜け出し、一人で生きてきたのであった。
息子にとって老女は逃げた母親。彼はその事を恨んでいる。しっかり者の老女の裏にはこういう事実があったのだ。だから少女の事をあえて友達と言うのかもしれないし、彼女の母子家庭が心に引っかかるのだろう。
老女にはもうひとつの秘密がある。老女は実はガンをわずらっていた。自分には死ぬ事がわかっている。それゆえに自分にとってうしろめたい過去、すなわち子供と接しているのだろうか。
離ればなれだった息子と老女。その間に深い溝があっても、親子。そこには愛が。老女は最期に何を思うのか。

キャスト | スタッフ |
少女 | 456 | 演出補佐 | 藤子・F・藤澤 |
老女 | クロコダイル上田 | 舞台監督 | 間久部 宇楽 |
清水一精 | 恋朽JACK | 舞台美術 | 中禅寺 冬彦 |
明野原令央 | 畑中 忍 | 舞台 | 真中 ばなな |
荒畑道之 | ピリ辛高菜 | Sリーサルウエポン |
山際新二 | きんちゃんヤル気から回り | 井ブッチ 恵三 |
高田正男 | Theシュール | クロコダイル上田 |
| 照明 | 藤子・F・藤澤 |
音響効果 | 羊のぬいぐるみ |
456 |
衣装 | 恋朽 JACK |
きんちゃんヤル気から回り |
小道具 | セバスちゃん |
宣伝美術 | 畑中 忍 |
制作 | ピリ辛高菜 |
藤岡 忍 |
Theシュール |
Return to page top