人気上方落語家の桂三枝(68)が、16日に六代目として襲名する大名跡「桂文枝」の看板が9日、吉本興業の本拠地「なんばグランド花月」(大阪市中央区)で一足早くお披露目された。
石川県の伝統工芸「山中漆器」の技を生かして作られ、漆塗りの黒地に金箔の「桂文枝」の字が映える意匠。文枝の看板に三枝は「いよいよこの名前になると思うと感慨深い。申し分のない最高のデザインですね」と顔をほころばせた。
吉本興業は創業100周年を記念して、各地の伝統工芸による出演者名の看板を、4月から劇場正面に掲げている。この日登場した山中漆器は第2弾で、桂文枝の看板は16日に掲げられる。
[2012/7/9-12:57 スポーツ報知]