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【大リーグ】

青木、幸運1安打で記録継続 連続試合安打14に伸びる

2012年7月9日 紙面から

◇アストロズ6−3ブルワーズ

 ブルワーズの青木宣親外野手(30)が自己最長の連続試合安打記録を14に伸ばした。青木は7日、敵地ヒューストンでのアストロズ戦に2番右翼で先発出場。3回の第2打席で運も味方した捕手前内野安打で記録を更新した。共同電によると、「(全体的に打撃内容が)悪い中で1本出て良かった」。青木が“もっている”のならば、記録はまだまだ伸びるはずだ。

 “神懸かり”的な1本だった。カウント1−2と追い込まれてからの4球目、左腕W・ロドリゲスが決め球に選んだ外へ逃げる122キロのカーブに泳がされた。

 何とかバットに当てた打球はボテボテで一塁線上に。だが、持ち前の俊足が生きる。捕って投げても間に合わないと判断した相手捕手カストロはファウルになると判断して、しばらく“ウオッチ”。だが、ボールは切れず、白線上で止まった。

 「絶妙なバント安打」と冗談めかして振り返った青木。だが、公式記録上は立派な「H」。「ああいう安打だけど、取りあえず良かった」と控えめなコメントに記録継続のうれしさがにじんだ。

 14試合中の打率は4割(55打数22安打)。乗っている男は持ってもいた。鬼に金棒だ。

 

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