京阪電気鉄道は5日、特急電車の旧3000系1編成(8両)を来春に引退させると発表した。1971年7月に日本初のカラーテレビつきの特急として走り始め、40年余りにわたって「京阪の顔」として活躍した。7月下旬から記念の乗車券やグッズを販売し、イベントを開く。
旧3000系は71〜73年に計58両建造され、特急に使われた。89年に今の特急で主力となっている8000系を導入。旧3000系は順次廃車になり、1編成だけ残っていた。08年の中之島線開業で新3000系が投入されたこともあり、引退することになった。
記念の乗車券やグッズは京阪のおもな駅などで販売する。詳しくは、特設ホームページ(http://www.keihan.co.jp/3000/)。
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