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国際
【海外事件簿】韓国は「売春輸出大国」? 日米豪中“遠征”女性10万人超
朝鮮日報などによると、女性らは「海外旅行しながら稼げる」とのうたい文句に誘われ、日本など短期滞在にビザの必要のない国に約2カ月間滞在。1日に5~6人の客と関係を持って1件当たり20~30万ウォン(1万4千~2万円)の報酬を受け取り、4千~5千万ウォン(280万~350万円)を稼いで帰国し、数カ月後に再び“遠征”に出る。
韓国を出る時には、「お会いできてうれしいです」「何分コースでしょうか」といった簡単な現地の言葉を学ばされるという。
このような“遠征売春”が盛んになった背景として指摘されるのが韓国国内での摘発強化だ。韓国では04年に売買春を取り締まる「性売買防止特別法」が施行されて以降、旧来の風俗店の摘発が相次ぎ、ソウルに複数あった売春街が姿を消した。このため、業者が海外に活路を見いだすようになったというのだ。
加えて、朝鮮日報は「海外での韓国人男性の需要増」や「韓国特有の風俗産業の構造」を挙げる。
韓国では、売春街の摘発強化の裏で「マッサージパーラー」と呼ぶ性風俗店が登場したほか、「ルームサロン」と呼ばれる高級個室クラブで女性による接待が行われ、「二次」と称してホテルへ連れだして売買春が行われている。
韓国政府が07年に行った調査では、国内の風俗店は約4万5千店にのぼり、これらの店で働く女性は約27万人。男性客は年間延べ約9千万人に達するという。
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