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J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
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【大リーグ】青木が13戦連続安打 まもなく規定打席で即トップ10入りも2012年7月8日 紙面から ◇ブルワーズ7−1アストロズ青木の“ヒット・パレード”が止まらない!! ブルワーズの青木宣親外野手(30)は6日(日本時間7日)、敵地ヒューストンでのアストロズ戦に2番右翼で先発出場し、5号本塁打を含む4打数2安打2打点。自己最長の連続試合安打記録を13に伸ばした。規定打席到達にもあとわずか。このまま好調維持ならば、ナ・リーグの打撃ランキング・打率部門でいきなりトップ10に顔を出す可能性も出てきた。ヤクルト時代に3度首位打者となった「安打製造機」がメジャーでも戴冠!? そんな夢も自然と膨らむ。 自身メジャー最長の連続試合安打記録を1回にあっさり更新した。 1死走者なし。いつものようにボール球には手を出さず、フルカウントに持ち込んだ後の6球目、真ん中高めの91マイル(約147キロ)の直球を振り抜くと、打球は右翼席に飛び込む先制ソロ本塁打となった。 共同電などによると、「昨日は零敗だったので、早い回に点を取りたかった。いい感じでバランス良く振れた」と青木。ア軍の先発は左腕ハップで、前回対戦(5月17日)時に2安打している相手。球種や球筋などで「ある程度の情報が蓄積できている」こともあり、第1打席目でも“見おろして”いた。前日の敗戦の嫌な記憶を消し去る効果的な一発。続く主砲ブラウンの左中間弾の呼び水にもなり、レネキー監督も「また仕事をしたな」と目を細めた。 好調なバットは7回1死三塁でもダメ押し点をたたき出す。今季初の3試合連続、20度目のマルチ(複数)安打もやすやすと達成してみせた。 「毎打席、同じ気持ちで入れている。もやもやした気持ちがない」。出場機会に恵まれなかった開幕当初とは違い、今は定位置を奪取。試合に集中できる環境が本来のシュアな打撃“開眼”につながった。 前日(5日)は四捨五入で乗った打率3割台も、この日の2安打で正真正銘の3割台(打率3割3厘)。50試合消化以降では6月10日以来となる“大台”に戻した。規定打席にも間もなく到達。このままの高打率維持ならば、いきなりナ・リーグのトップ10入りも十分にある。イチローに次ぐ日本人野手2人目(3度目)の首位打者も夢ではない。 前日の最終打席で右太ももに受けた死球の影響も何のその。青木はもう止まらない。 PR情報
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