国際捕鯨委:ミンククジラ捕獲枠投票せず 会議を終了

毎日新聞 2012年07月07日 19時07分(最終更新 07月08日 08時51分)

 パナマ市で開かれていた国際捕鯨委員会(IWC)の年次総会は最終日の6日、日本が求めていた日本沿岸のミンククジラの捕獲枠設定に反対する国が多く、投票を行わないまま、会議を終了した。また、次回から総会を2年に1回とすることも決めた。

 日本は「我が国の地域に根ざした沿岸捕鯨は、アラスカなどで認められている先住民生存捕鯨と同様の性格だ」と主張。かつて捕獲していた大型のミンククジラの捕獲枠を求めていた。

 IWCは世界で83種ある鯨類のうち、絶滅が懸念されるシロナガスクジラなど13種の大型鯨類で商業捕鯨を禁止しているが、小型の鯨類は管理対象外で捕鯨を認めている。日本は北海道・網走、宮城県・鮎川、千葉県・和田、和歌山県・太地で、IWC管理外の小型のクジラを捕獲している。【川口雅浩】

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