消費税増税法案をはじめ社会保障と税の一体改革関連法案をめぐって、政府与党民主党が内紛(分裂)の危機に直面している。
政党の方針に従わない、つまり法案を成立しようとしているのに、その体制に従わないで謀反を起こす、つまり造反議員が相当数いる。
この造反の先頭にいるのが、またもや小沢一郎衆議院議員であるし、鳩山元内閣総理大臣であるらしい。
各報道関係者の報道内容を見ていると、造反議員が増えること、政局が混乱することを期待していることがありありと判る。
相変わらず、反権力のマスコミが混乱を望んでいるのである。(何時ものこと)
こうした造反議員は、自民党政権でも、度々繰り返されてきたことで、最近では、郵政民営化法案などで多くの造反議員を生んだ。
そして、造反により、新しい政党や集団・グループが誕生してきたのであって、政治の歴史でもある。
造反という言葉は、中国の毛沢東時代(文化大革命)に生まれた言葉が、日本に輸入されてきたようであるが、個人的には好きな言葉でない。
在職中、常に、現状に甘んじることなく、次代の組織、人材の育成(大きなことを言う気はない。)を考え、ある意味で、古い体制や悪しき風習に反発してきたから、自身も造反者であり、そうしたレッテルが貼られていたように思う。しかし、反逆、謀反を起こす意図は全くなく、改革を強く望んで行動したのである。(自己主張)
さて、今回の法案を巡って、小沢氏は造反議員先頭にいるが、同氏は妻に裏切られ、政治資金規正法違反の被告人のたちばで苦慮しているが、同氏に同調する、いわゆる小沢チルドレン(小沢グループ)の発言や動静をみていると、小沢氏はマイルドコントロールの名人であると思う。
強制することなく、さも各議員が自分の意思で選択したかのように、小沢氏が決めた法案反対の結論に誘導されている。この誘導技術の巧みさがあるが故に、常に政治の中心にいて、それなりのポストに就いてきたのであろうと思う。
麻原オウム真理教の教祖と同氏を比較検討することは、不適切であるとともに誠に失礼であるが、麻原死刑囚はは信者から仏教用語でいう「帰依」であったといわれている。
つまり、麻原は信者からみて、心の拠り所であり、これはマインドコントロールされたことの証でる。
麻原も、またマインドコントロールの名人であり、小沢氏と通じるところが多々ある。
これは、決して悪い意味を言っているのでなく、両者には、通常人が持ち合わせない、先天的(いや後天的かもしれない)能力の持ち主でカリスマ性をも備えている。
このように、師と仰ぎ、こころの拠り所とする者を尊敬し、信望し、また過去に受けた恩義を裏切らない等する、俗にいう信者?は盲目的で他人の助言に耳を貸さないのである。
ただ、これは個人的な問題であって個人の思想や信条に関与しないが、少なくても国会議員は公人である。
選挙で、有権者から信頼を得て、有権者の代表者として公務に携わっている。
そんな立場にある者が、マインドコントロールされてならない。
有権者の意思を尊重し、自らの信念をもって、常識ある行動をすることを支持者は望んでいるのでないか。
政党の有力ポストに就くだけの能力がない、ましてや政府関係のポストはほど遠い、次回の選挙資金を小沢氏に頼らざるをえない議員のみなさん。国民がよくみてますよ。