ニュース詳細
大飯原発3号機 発電機出力100%に7月7日 23時59分
K10034238511_1207080510_1207080516.mp4
およそ1年3か月ぶりに原子炉が起動し、今月5日に発電を開始した福井県おおい町の関西電力大飯原子力発電所3号機は、7日午後11時20分、発電機の出力が100%の118万キロワットに達しました。
福井県おおい町にある大飯原発3号機は、今月1日、およそ1年3か月ぶりに原子炉を起動したあと、核分裂が連続して起こる「臨界」に達し、今月5日に発電を開始しました。
関西電力はその後、原子炉の状態を示すデータに問題がないかなどを確認しながら発電機の出力を段階的に引き上げ,7日午後11時20分に出力が100%の118万キロワットに達しました。
一方、原子炉の出力が100%の「フル稼働」になるのは、作業が順調に進めば9日の未明になる見通しで、牧野経済産業副大臣やおおい町の時岡忍町長らが中央制御室で立ち会うことになっています。
関西電力管内では夏の節電が今月2日から始まっていますが、9日に大飯原発3号機の「フル稼働」が確認されれば、政府は10日から、猛暑だったおととしと比べて15%以上という節電の目標を10%以上に緩和する方針を示しています。
[関連ニュース]
|
[関連リンク] |
|