友達帰れるようにと首相に要望 福島県川内村の児童川内小学校で子どもたちに囲まれ、七夕飾りの短冊をしたためた野田首相(中央)=7日午後、福島県川内村 野田佳彦首相は7日、帰村宣言をした福島県川内村を訪れ、4月から授業を再開したばかりの村立川内小学校で児童と懇談。子どもたちからは「友達がすぐに村に帰れるようにしてください」と要望が相次いだ。 小学校によると、児童は震災前の約110人のうち、これまで戻ってきたのは16人にとどまる。 体育館で約20人と輪になって座った野田首相は「何でも聞いて」と笑顔を見せたが、子どもたちからは「安全に学校に通えるよう道路を直してほしい」との切実な声が上がり「環境整備に取り組みたい」と神妙な表情で答える場面も。 【共同通信】
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