ライフ「統合失調症」の認知度55.6%2012.6.26 08:23

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「統合失調症」の認知度55.6%

2012.6.26 08:23

 かつて「精神分裂病」と呼ばれていた「統合失調症」の認知度は55・6%で、精神分裂病の64・6%より低かったことが、製薬会社のヤンセンファーマ(東京都千代田区)の調査で分かった。精神分裂病の呼称は、イメージが患者への差別や誤解を生み出しているとして平成14年、統合失調症に変更された。

 調査は5月、20~69歳の男女500人にインターネットで実施した。

 それによると、精神分裂病の認知度は、年代を追うごとに高くなっている。20、30代では、統合失調症の認知度が精神分裂病を上回っていたが、40代で逆転。20代では、精神分裂病44%、統合失調症55%だったが、60代では精神分裂病88%、統合失調症57%と、認知度に大きな差が出た。

 一方で、93%の人が、精神分裂病に比べて統合失調症という呼称の方が「自分や身近な人がなった場合でも抵抗なく使える」と回答。また、家族が統合失調症と診断されたら、83・6%が「治療を勧める」とし、「恥ずかしいので近所や知人には隠す」(3・6%)、「家族として受け入れられない」(1・8%)を大きく上回った。

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