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横浜の男児連れ去り、懲役6年求刑/横浜地裁

2012年7月7日

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 横浜市内の小学校から小学3年の男児=当時(8)=を連れ去ったとして、未成年者誘拐の罪に問われた横浜市旭区、無職鷲田拓洋被告(38)の公判が6日、横浜地裁で開かれ、検察側は「被告の行為は卑劣かつ悪質」として懲役6年を求刑した。

 検察側は論告で、夏休み中に小学校で行われた行事のボランティアをしていた被告が男児を連れ出し、翌日まで「支配下に置いて連れ回した」と主張。児童の尿からは、被告が精神科の医師から処方されていた睡眠剤などと同一の成分が検出されたといい、「薬を飲ませたことが推認され、その行為は極めて危険。小児性愛者の被告が、わいせつ目的のためにしたことがうかがわれる」とした。

 一方、弁護側は「被告は複数の精神障害があり自己の欲求を制御できず、当時は心神耗弱状態だった」と主張。被告は、同日の被告人質問で弁護人から「子どもと触れ合うことで自分の欲求を満足させていたのか」と問われると「はい」と答え、「子どもと触れ合わないようにすると、欲求がたまってしまうかもしれないと思い、あえてボランティアをした」と述べた。

 起訴状によると、被告は昨年8月4日午前11時55分ごろ、男児を連れ出し、同5日未明までの約17時間半にわたって、被告の自宅や市内などに連れ回した、とされる。

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