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【プロ野球】

マー君 緊急回避 右脇下に違和感

2012年7月7日 紙面から

右脇下付近の違和感で、西武戦の先発登板を回避した楽天・田中=西武ドームで

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 楽天は6日、西武戦(西武ドーム)で予告先発として発表されていた田中将大投手(23)が右脇下付近の違和感を訴えたため、先発を塩見に変更した。予告先発が当日に変更されたのは、2008年8月5日の楽天−日本ハム戦(Kスタ宮城)で楽天の片山がドミンゴに代わって以来となる。この時の片山はへんとう炎と急性胃腸炎を発症していた。

 楽天ベンチに衝撃が走った。この日の先発として予告されていた田中が右脇下付近の違和感を訴えて、登板を回避したのだ。予告先発についての取り決めでは、登板予定投手にアクシデントが起こった場合、審判と相手監督の承認があれば変更できると定めており、両者の了承を得た上で、先発を塩見に変更した。

 「とりあえず、チームにストップをかけてもらったということ。投げて悪くして、長く離れられては困ると言われ、(登板を)やめておこうと」。3回裏途中にロッカーから出てきた田中は状況をこう説明した。芹田トレーナーによると、宿舎を出発する時から痛みを感じており、大事を取るという首脳陣の判断で登板を取りやめたという。

 今季の田中はキャンプで右肘の張りを訴え、3月18日のオリックスとの練習試合(静岡)で右背筋痛を発症。開幕後の4月22日には腰痛で出場選手登録を抹消され、5月30日の巨人戦(東京ドーム)で復帰するまで約1カ月の長期離脱を強いられた。6月は3勝と活躍。月間MVP受賞が発表されたその日に、またアクシデントだ。

 ただ、今回の症状は軽めのようだ。出場選手登録を抹消するかと聞かれた星野監督は「しない。投げさせるよ」と、当初の予定通りに13日の日本ハム戦(Kスタ宮城)で登板させることを示唆。田中も「そんなにひどいものではない」と強調した。

 

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