広島県の観光キャンペーン「おしい！広島県」の夏の取り組みが６日スタートした。「おしい！委員会」の秘書を務める福山市出身のタレント杉原杏璃さんが観光庁を訪れ、井手憲文長官に特産品などをアピールした。

　杉原さんは「観光庁を『お（い）しい！観光庁』に改称して」「国民に広島観光を義務付ける法律の制定を」などの大胆な誘致策を要望。井手長官は「さすがに難しいですね」と苦笑いしながら「広島観光を盛り上げることは一生懸命やっていきましょう」と応じた。

　夏のキャンペーンの中心は広島レモンと三原タコ。首都圏などでのポスター掲示や「お（い）しい！メニュー」の募集などを計画している。

【写真説明】「お（い）しい！観光庁」の看板にと、井手長官（左）に長さ１．２メートルのしゃもじを手渡す杉原さん