日本ハムが昨秋のドラフトで1位指名を拒否して現在〝就職浪人中〟の東海大・菅野智之投手(22)の再指名へ、巨人の動向を注視している。というのも「週刊文春」が大々的に報じている巨人・原辰徳監督(53)の1億円スキャンダルが今後、どう展開していくのか現時点では予測がつかないからだ。実際に菅野の再指名はあるのか、ないのか。キーマンとなる日本ハム山田正雄ゼネラルマネジャー(GM=67)に聞いた。
日本ハムが菅野を再指名するとして、最大のネックとなるのが野球協約の解釈だ。基本的にドラフト指名した選手に入団を拒否された球団は、翌年のドラフトで再指名することはできないのだが「進学その他の事由によりその選手が再び就学した場合」は例外であると野球協約並びに新人選手選択会議規約に定められている。その条文を根拠に、日本ハムは今秋ドラフトでも引き続き指名候補選手の一人であることをアピールしているのだが、NPB側の回答は保留されたまま。山田GMは「実際にウチが指名するという状況にならないと向こうも答えを出せないんじゃないかな」と現状を推測。一方で菅野の担当を一新して継続調査を続けている。
そんななか、降って湧いた原監督の醜聞騒動。山田GMは「大変だね。ただ(菅野の調査継続は)球団としてやるべきことをしているだけで、こういうことを想定していたわけではない」と話すように〝付け込む〟つもりはない。しかし「球団として(再指名の)準備はしている。去年のドラフトは3月31日で終わっているけど、今年のドラフトはまた別だから。この先どうなるか分からないけど、何があってもいいように準備はしておくということ」と菅野再指名は視野に入れている。
球団の主張がNPBに認められて再指名に支障がない場合、極秘裏に進められていた昨年の獲得調査とは手法を一転させる。「そうなれば、きちんと相手方にはあいさつに行くでしょう」(山田GM)。昨年は無礼をわびた祖父で東海大系列の野球部顧問・原貢氏(77)へ正面突破で指名の意思を伝えにいくという。
現状では再び拒否される公算が大だが、今秋のドラフト時点で巨人や原監督の状況がどう変わっているか分からない。そのための準備を日本ハムは淡々と進めている。
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