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アンジェラ・アキ「まだ夢みたい」- R25(2012年7月6日17時00分)

この2月に出産したばかりのアンジェラ・アキさん。それからまだ半年も経たない今月11日、シングル「告白」をリリースする。さらに18日には、アルバムも出る予定だ。さぞ慌ただしい産後だったに違いない。

「退院して2週間後にはスタジオに入って曲を作り始めてました。もう産休の“休”がない状態。(笑)妊娠する前に今年10月からのツアーが決まっていたので、やらざるを得ないというのもあったんですが」

とはいってもイヤイヤではなく、むしろノリノリ。創作意欲は、この2年間感じていた“葛藤”を吹き飛ばすくらいの良い状態だったようだ。

「ただ、出産を経験したことによって、母性に満ちあふれた歌を作りたいというふうに自分が変わったわけではなく、むしろシンガーソングライターとしての本能の部分が目覚めたというか。やっぱり私の根本は変わらないんだと、あらためて気づかされたような思いでした。これからも刺激を受けると思いますね。だから、デビューアルバムを作っているくらいの気持ちで、様々な愛を歌った一枚を作ろうと思ったんです」

こうして生まれたアルバムのタイトルは『BLUE』。沈鬱な印象を感じるかもしれないが、“あお”という言葉が持つ青、蒼、碧といった、日本語独自のニュアンスの広がりにヒントを得たネーミングだという。

「憂鬱なときは憂鬱に聞こえるし、爽快なときは爽快に聞こえるような、自分を映す鏡のようなアルバムだと思います」

原稿にすると要点のみだが、実際のアンジェラさんはとにかく話す。ライブのときも、曲そっちのけでしゃべりまくることがあるらしい。特に、自分の仕事に対して思いの丈を話すのは幸せなのだとか。

「私は普通のアーティストよりも下積み期間が長くて、デビューが30歳ちょっと前だったりするんです。同期の人たちは10歳も年下(笑)。20代を普通のOLとして働いていて、でも音楽をやりたい気持ちをあきらめられなくて。それで頑張って勝ち取ったデビューだったし。だから私にとっては、今でもこの状況が“夢”みたいで、とにかく幸せで」

デビューから7年。姿勢がぶれないからこそ、デビューしたてのような新鮮な気持ちでいきいきと語ってくれるのだ。

「ただそこで満足しないで、先に大きな夢はありますけどね。たとえばグラミー賞を取りたいということとか。そのためにすることは…秘密です!」
(吉州正行)
(R25編集部)

アンジェラ・アキ「まだ夢みたい」はコチラ

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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