元フジテレビアナウンサーで、フリーの山中秀樹(53)がピンチだ。
写真誌「フライデー」に、山中と不倫関係にあった38歳の松嶋菜々子似の女性が怒りの告発を行ったのは5月下旬のこと。「会えば必ずセックスをしたがる人でした。『体調が悪いから』と断ってもしつこく誘う」「『フジ時代の年収は2500万円だったんだ』という話は耳にタコができるほど聞かされた」といったエピソードの数々が明るみになった。その上、女性が別れ話を切り出すと「尻軽」「頑張って男の間をすり抜けて行きなさい」などと執拗にメールが送られてきたというから情けない限りだが、仕事への影響もモロに出始めている。騒動発覚後、レギュラー出演していた「サンデージャンクション」(TBS)のナビゲーターを降板になったのだ。
「この番組は『サンデージャポン』の後に放送されている企業や商品紹介のインフォマーシャル番組。山中はサンジャポの司会の爆笑問題と同じ事務所に所属しているため起用されていたのですが、紹介企業からクレームが入る前に事務所が自主的に降板させたようです。現在は、ナレーションのみで企業が紹介されています」(テレビ関係者)
山中の不倫騒動を巡っては、爆笑問題の太田光の妻で事務所社長の太田光代氏が事後処理に奔走。関係者に頭を下げまくったという。
「太田社長の危惧は、山中が同じ事務所に所属している長井秀和の二の舞いにならないかということです。長井は“間違いない!”がウケてブレークした芸人ですが、07年にフィリピンで美人局事件に遭ったのをきっかけに人気が急落。その後も不倫疑惑が報じられて9年間連れ添った妻と離婚しています。今では仕事もなくなり、“あの人は今”状態ですからね」(芸能プロ関係者)
太田社長の心配が現実にならなければいいが。
(日刊ゲンダイ2012年7月4日掲載)