じぶん銀行からのごあいさつ

  平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

また、昨年の東日本大震災で被災された皆さまのご健勝と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

  じぶん銀行は、2008年6月の開業以来、生活に深く浸透した携帯電話をお客さまとの第一の接点として、利便性と安全性を両立させた質の高いサービスをご提供することで、お客さまお一人おひとりにとって最も身近な銀行となることを、経営目標として掲げております。

  こうした目標に向けた取り組みとして、携帯電話の可能性を一段と拡げる各種スマートフォンを通じたサービスの拡充・改善に力を入れてまいりました。

  外貨預金では、米ドル・ユーロ・豪ドルの主要通貨に加え、2011年10月より、中国人民元預金の取扱いを開始しました。中長期的に成長が期待される中国の通貨である人民元をラインナップに加えることで、少額から手軽に、より多くのお客さまの資金運用ニーズにお応えできるものと考えております。

  このほか、2011年6月には、Androidスマートフォン向けに「為替レート」ウィジェットの提供、同年7月には、おサイフケータイ対応Androidスマートフォンでじぶん銀行口座からのモバイルSuicaチャージサービスを開始しました。同月には、KDDIが提供を開始した「au one toto」で、じぶん銀行の資金決済サービスをご利用いただけるようになりました。

  これらの結果、業容につきましては2011年12月末で口座数132万件、預金残高2,930億円となりました。このように業容が拡大しておりますのも、ひとえに日頃よりお取引いただいているお客さまのご支援の賜物であり、心より御礼申し上げます。

  じぶん銀行は、引き続きお客さまのご意見に耳を傾け、携帯電話・スマートフォンを取引の中心に据え、円預金・外貨預金・カードローン等、利便性の高いサービスのご提供に全力を尽くしてまいります。今後ともじぶん銀行への変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2012年1月

代表取締役社長
戸原 健夫

代表取締役副社長
寺崎 賢一