単純に性能比較をしてみました。
ECOTEST MKS-05を所持しているので、それで比較してみました。
表示・・・インスペ+の方が小数点以下1桁多く表示されます。表示面も大きく見やすいです。ただ、大きさのわりにはなんかさびしい・・・。
精度・・・MKS-05と並べてあちこち測ってみましたが、そんなに大きな乖離は見られず、しかも感知精度が高いというか反応しまくるので、3秒くらいづつ結構な幅で変動していきます。変動幅が意外に大きいのには驚きです。が、それは当然と言えば当然なんですけどね。
MKS-05は、ゆっくりと(6秒くらいかな)反応していきます。
MKS-05は誤差20%らしいですが、インスペは10%のようです。
携帯性・・・エクストリームブーツをつけるともはや付属のケースにすら入りません。。。ごっつくてかっこいいんですが、常時携帯するにはどうかと思います。ただ、ピープ音をオンオフできるのはよいかと。ただ、MKS-05はバイブ機能があるので、警報発令時もバイブで音が出ない設定が可能ですが、インスペはオフ設定でも音が出ます。大きさはMKS-05の4倍くらいあるので、家とかどこか気になる場所の常時監視をメインにしてみるのはいかがでしょうか?
私はMKS-05は小さめの携帯くらいの大きさなので、いつもポケットに入れています。
その他・・・測定できる線種がインスペのほうがだいぶ多いので、色々と測るには、いいと思います。(プロ仕様って感じですね。)MKS-05もγ線だけでなくβ線も測れるので(蓋取るのがめんどいですが)、それはそれで十分と思います。
PCとの連動について、インスペは別売りで1万以上取るのはぼったくりな感じがしますね。MKS-05はBluetoothを買う必要があるけど大した出費じゃないしね。
ということで、個々人の使用目的や要望に応じて、よく吟味してみてください。この機種は感知速度が異常に早いので、ホットスポット探しとかに向いてると思います。(ただ、内部被曝には気をつけましょう)
線量計購入に及び腰の方は、これくらいの額のレベルの機種購入について、出費を抑えていると政府・東電に痛い目にあわされるでしょうからね。安物はかなりいい加減ですよ。
また、政府は何かあってもSPEEDIも公表しないでしょうし。
因みに、大飯や美浜が爆発すれば、関東・中部・東北人はもはや逃げ場がないです。気が付いたら大量被曝していたなんて目も当てられないですからね。玄海も結構危ないんだけどねえ・・・。