●平成18年度
教育研究発表協議会 | 教科の明日を語る会
【お礼】
以下のような内容で平成18年6月30日(金)に本校「教育研究発表協議会」を開催いたしました。滋賀県下はもとより,他府県からも多数のご参会をいただき,誠にありがとうございました。 お陰様で,本会を盛会裡に終えることができましたことを,深く感謝いたします。今後とも,ご指導・ご助言を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
■大会テーマ
必修教科および総合学習「BIWAKO TIME」がはぐくむ"生きる力" 互いに学び高め合う必修教科の授業実践 総合学習「BIWAKO TIME」の学習効果検証 |
各 位
新緑の候,皆様におかれましてはますますご清栄のこととおよろこび申し上げます。平素は,本校の教育実践ならびに研究活動に対し,多大のご指導・ご助言を賜り,厚くお礼を申し上げます。
さて,新しい学習指導要領の実施に伴って,選択学習の時間が大幅に増え,総合的な学習の時間も定着しました。さまざまな教育改革が進む中で,「学力低下」が問題視されると同時に,必修教科の大切さが論議されています。
本校では,これまで長年にわたり,「必修・選択・総合学習」の実践を積み上げて参りました。その研究成果を踏まえて,「豊かな学力をはぐくむ教育課程の開発」に取り組んでいます。
特に本年度は,「互いに学び高め合う必修教科の授業実践」と「総合学習『BIWAKO TIME』の学習効果検証」を2本柱として研究に取り組んでいます。
これらの研究成果を発表するため,「教育研究発表協議会」を開催する運びとなりました。この研究発表協議会を通して,これからの教育のあり方について皆様と共に考えていければ幸いに存じます。つきましては,公務ご多端の折りとは存じますが,是非ご参会いただき,ご指導・ご助言を賜りますよう,ご案内申し上げます。
校 長 千 原 孝 司
■日程と概略
8:40〜 9:10 |
受付 |
|
9:20〜 |
全体会 |
■「基調提案」では,「豊かな学力を育む教育課程の開発」を研究テーマにして,教育課程の改善に努めてきた経緯と現状を説明します。特に,総合学習の学習効果と必修教科での取り組みを紹介します。 |
10:20〜 |
公開授業1 |
■「BIWAKO TIME」では,単なる学習発表会ではなく,生徒が実際に調査研究活動を進めている様子や,グループ同士が互いに高め合っている場面など,生徒を支援している教師の関わりと生徒相互の活動を公開します。 |
11:30〜 |
公開授業2 |
■「必修教科」では,生徒がお互いに学び合い高めあう授業を目指して,各教科ごとに研究テーマを設定し,基礎・基本を確かなものとする努力と発展へ広げる実践を積み上げてきた成果を,全教科にわたって公開します。 |
昼食・休憩 |
ランチョンセミナー |
■総合的な学習が全国的に定着した今,取り組み方や学習効果に学校間の格差があると指摘されています。「ランチョンセミナー」では,総合的な学習が抱える問題について,参会者と昼食をとりながら語り合います。 |
13:10〜 |
教科別研究協議会 |
■「教科別研究協議会」では,前半は公開授業について授業研究会を行い,後半は各教科の持つ今日的な課題についての認識を参加者とともに深めたいと考えています |
14:30〜 |
講演工藤文三先生 |
■平成16年度,本校は「選択教科の開設・運用に関する研究」で国立政策研究所初等中等教育研究部長の工藤文三先生にお世話になりました。先生による「これからの学力と教育課程編成の在り方」についての講演会です。 |
16:20〜 |
閉会行事謝辞 |
■内容
● 全体会 多目的教室 9:20-10:10
(1) あいさつ 校 長 千原 孝司
(2) 来賓紹介 副 校 長 河口眞佐男
(3) 基調提案 研究主任 澤田 一彦
● 公開授業1 総合学習 10:20-11:10
領域 |
グループの調査・研究テーマ例 |
顧問(敬称略) |
分科会担当 |
ベースルーム |
自然 |
実態調査「びわ湖」 |
鈴木真理子 |
河野 卓也 |
技術室 |
人と自然 |
びわ湖の恵み |
堀越 昌子 |
馬淵 哲 |
3A教室 |
人 |
滋賀を生きた人々 |
大田 勝司 |
上田 真也 |
2A教室 |
人と社会 |
滋賀に息づく伝統と文化 |
木全 清博 |
高田 和子 |
1A教室 |
社会 |
住みよい滋賀へのアプローチ |
渡邊 暁彦 |
森山 進 |
1C教室 |
サテライト |
サテライトの支援内容 |
担当 |
場所 |
渉外 |
インタビューや訪問のアポイントメントを |
白石 牧恵 |
職員室 |
図書 |
書籍の提供 |
舟橋 秀晃 |
情報図書室 |
コンピュータ |
インターネットを活用した情報収集 |
水谷 哲郎 |
第1コンピュータ室 |
ものづくり |
模型や作品などの製作,調理実習 |
西村 淳子 |
家庭科室 |
実験 |
観察や実験 |
澤田 一彦 |
理科1教室 |
● 公開授業2 必修教科 11:30-12:20
教科等 |
学級 |
単元・主題 |
授業者 |
場所 |
国語 |
3年A組 |
「論理的」に読もう・考えよう・話し合おう |
舟橋 秀晃 |
情報図書室 |
社会 |
1年A組 |
「世界と日本の地域構成」・ |
上田 真也 |
1A教室 |
数学 |
3年B組 |
身の回りの平方根 |
西 孝俊 |
3B教室 |
理科 |
3年C組 |
慣性の法則 |
保木 康宏 |
理科2教室 |
音楽 |
2年B組 |
「そのひとがうたうとき」 |
松井弥寿雄 |
音楽室 |
美術 |
1年C組 |
生活を彩るおもしろデザイン |
馬淵 哲 |
美術室 |
保健体育 |
2年C組 |
水泳「水の中で“ちょ〜気持ちいい”と感じる授業」 |
森山 進 |
プール |
技術 |
1年B組 |
素材と環境のかかわりについて考えよう |
河野 卓也 |
技術室 |
家庭 |
1年B組 |
太古から食べ続けてきた日本の食材 |
西村 淳子 |
家庭科室 |
英語 |
2年A組 |
Let’s Go To Korea! |
塩見 光二 |
2A教室 |
● ランチョンセミナー 多目的教室 昼食をとりながら
総合的な学習の時間はなぜ必要なのか? |
副校長 |
河口眞佐男 |
● 教科別協議会 13:10-14:20
教科 |
協議のテーマ |
教科担当者 |
司会者 |
研究協力者 |
会場 |
国語 |
学びあい高め合う授業の展開 |
舟橋 秀晃 |
田川 学 |
石田 博士 |
情報図書室 |
社会 |
生徒自らが学び,高まり合う社会科学習 |
水谷 哲郎 |
七里 広志 |
江竜 眞司 |
1A教室 |
数学 |
基礎から発展へといざなう授業の開発 |
西 孝俊 |
木下 善広 |
鎰廣 修 |
3B教室 |
理科 |
科学的思考力を高める理科学習 |
澤田 一彦 |
植田 潤 |
森 幸一 |
理科1教室 |
音楽 |
自ら高め合い,学び合える授業とは |
松井弥寿雄 |
前川 彰子(南郷中) |
畑 真子 |
2B教室 |
美術 |
美術の鑑賞指導における |
馬淵 哲 |
人見 和宏 |
北居 丈範 |
美術室 |
保健 |
自らの動きを感じる授業展開 |
高田 和子 |
佐々生 勇 |
井用 重喜 |
2C教室 |
技術 |
技術リテラシーを高める |
河野 卓也 |
上林 眞人(瀬田北中) |
奥西 邦彦 |
3C教室 |
英語 |
コミュニケーション能力の基礎を養う指導 |
塩見 光二 |
小林 恭子 |
土永 晶 |
2A教室 |
● 講演会 多目的教室 14:30-16:10
テーマ「これからの学力と教育課程編成の在り方」
工藤 文三先生(国立教育政策研究所初等中等教育研究部長)
● 閉会行事 多目的教室 16:20-16:30
謝辞 副校長 河口眞佐男
■会場
本校は,JR京都駅から列車と徒歩で,たいへん交通の便がよい場所にあります。
※本校には駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。
自家用車をご利用の方は膳所駅前の有料市営駐車場等をご利用ください。
※学校周辺への路上駐車は近隣への迷惑になりますので,ご遠慮ください。
※二次案内を他の形式でも見ることができます。