頑固親爺の徒然手記(難問解決への道標)

現役を引退した頑固親爺が、法治国家において法で解決できない問題が山積している現代社会に本音で迫り、問題解決策を模索していくブログ。難問を抱え込まないで相談にも応じます。

紫陽花に思いをよせて・・・

 我が家の庭は、真赤な薔薇が散り、代わって梅雨とともに紫陽花の花が満開となった。
雨に濡れた花弁は重たそうであるが実に綺麗である。

我が家の紫陽花
 
 この紫陽花は、10数年前に、国際報道に貢献した報道者を表彰する2010年度「ボーン・上田記念国際記者賞」の栄誉に輝かれた朝日新聞社の峰村健司氏から頂戴した花である。
 もっと正確に言うと、峰村氏の許婚者、その後、同氏の奥さんになられた翠さんから小さな鉢植えで頂戴したもので、庭隅に地植えして大きく育てた花である。
 花をいただいた時とは全く違い、株は大きくなり、狭い庭隅を独占している。
 しかし、花の美しさは当時と変わらずきれいである。
 参考までに、峰村氏の奥さん、翠さんも綺麗な女性で、まさしく才媛才女である。
 長くお出会いしていないが、昔のままでいてほしいと願っている。(余計なことを言うとやきもちやかれるかも)
 峰村氏本人は、青山学院大学卒業後、朝日新聞社に入社され、たしか最初の赴任地が朝日新聞社の大津支局であったと記憶している。
 当時、大津で勤務していた関係で、毎日ほど顔をあわせていた。
 峰村氏に限らず、どの新聞社とも記者の最初の登竜門は、社会部記者、しかも「さつまわり」(警察担当)である。
 スーツ姿に、リュックサックを背負い取材活動に訪れてくる姿は、今も忘れない。
小柄であるが、精悍な顔、美男子であって、記者としての能力に長けたものを持ち合わせていると感じた。
 在職中、数多くの記者と知り合い親しくしていただいたが、新米記者が多い。
 こうした新米記者には、どの記者にも大きく育ってほしいと願って付き合ってきたが、記者生活1~2年の間でその能力、ましてや将来性を見抜くのは至難の業である。
 そうした中、若かりし頃から将来性を期待した記者として、この朝日新聞社の峰村健司氏、NHK記者の原聖樹氏(現在、政治記者として活躍中でテレビ出演)、毎日新聞社の田中氏、最近では、読売新聞社の佐々木栄女史などがおられる。(他に多くいられるが割愛。いずれも、各社の大津(彦根)支局で勤務された諸氏)
 峰村氏は、朝日新聞社の社風やイデオロギーに染まらない、独特の魅力を備えておられたこと等から仕事を離れて家族ぐるみの付き合いをさせていただいた。
 自宅(官舎)に招いて食事を共にしたことや、女房が準備した焼き魚の骨と身を切り離して食べやすくお節介をしたこと、スナックでカラオケの配点競争をしたことなど思い出は尽きない。
 こうした思い出の中で、先の「ボーン・上田記念国際記者賞を受賞された吉報に接した際、私が長浜に赴任した時の出来事を思い出した。
 峰村氏夫婦(婚約中だったかも)が女房と連れだって長浜の官舎に押しかけてきて、湖北名産の鴨鍋をたべさせてほしいといってきた。
 たしか節分祭の日で、私は羽織袴姿に身を包み、伝統ある長浜市内の祭礼の大役(弓矢で鬼を退治する役)を仰せつかっており、この雄姿を見に来てくれたのである。
 皆で、市内の料理店に「鴨鍋」を予約して、珍品に舌鼓したことを思い出した。
 何故かというと、峰村氏が受賞された「ボーン・上田記念国際記者賞」のことを説明しておこう。
 記者であれば、全員が知っている賞で、この賞を受賞しようと仕事の励みにしている記者も少なくない。
 当時、UPI通信社の極東担当副社長であったマイルス・ボーン氏と元電通社長の上田碩三氏が東京湾浦安沖に鴨狩に出かけて大波にのみ込まれ遭難し亡くなった。
 この二人の業績を顕彰する意味で、両氏の名前を用いて、毎年、国際報道に貢献した報道記者を表彰している。
 峰村氏が、この賞を受賞されたことと10数年前、鴨狩ならず鴨鍋を食べに湖北の地を訪れたこととは、何か関係があるのではと考える。(なにも関係ないから考えすぎないように・・・・といった声が聞こえてくる)(笑)
 新聞記者諸君!峰村氏に続いて、「鴨」をキーワードにして、次代を背負う素晴らしい記者に成長してほしい。
 私は、マスコミが大嫌いであるが、峰村氏をはじめ大好きな記者は多いが。
 特に、峰村夫婦とは機会があればカラオケで喉勝負をしてみたい。(翠さんの98点を破らないと・・・・・・・)
 悪友ならぬ阿久悠作詞の「昭和最後の秋のこと」・・・・・・・・大好きな詩ですから歌いますよ。
恥ずかしがりやの狸

追伸
 ところで、タイトルの「紫陽花に毒がある」ことですが、書物によると「毒がある」とされています。
 ですから、鑑賞はよいですが絶対口にしないでください。
 ”美しい薔薇には棘、紫陽花には毒”
 摂食すると中毒にかかり、症状は過呼吸、興奮、ふらつき、麻痺など(違法薬物に似てますね。)で、最悪の場合は死にいたるとのこと。
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甲賀の"ういたかひょうたん狸"
  • Author: 甲賀の"ういたかひょうたん狸"
  • 1948年1月生れ
    長年、公務員として奉職し定年退職
    コンサルタント会社オフィース”K”代表
    地方公共団体、道路管理、警備業等の顧問、セキュリティーアドバイザー、相談役経験
    社員教育、公判対策、各種問題解決、対外交渉、リスク管理、コンプライアンス等幅広く担当
    「生涯現役」が信条
    法的な解決だけでなく、日常生じる「難問」を抱える企業等の要望に対応、奮闘中

     

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1948年1月生れ
長年、公務員として奉職し定年退職
コンサルタント会社オフィース”K”代表
地方公共団体、道路管理、警備業等の顧問、セキュリティーアドバイザー、相談役経験
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