アクセル・ワールド・第12話
突如イエロー・レディオの背後に現れ串刺しにしたクロム・ディザスター(チェリー・ルーク)。これで黄の王はお終いかと思ったら結構しぶとくてレギオンの配下の連中に攻撃させておいて、歯が立たないと見るや撤退した。
その圧倒的な強さに腰が引けて身動きが出来なくなる春雪。黒雪姫に偉そうな事を言っておいてこのざまは何だと。春雪はこのブレイン・バーストの世界で惨めに負けて自分がその程度の人間だと黒雪姫に思われてしまうのを恐れる様になってしまっていた。しかし、クロム・ディザスターに果敢に挑むブラック・ロータス黒雪姫はそんな事で春雪を嫌いになんてなる筈が無いとこれまた公然たる告白w 何とかして下さいよ、この黒雪姫さんの春雪への傾倒ぶり。
黒雪姫の言葉で負けを恐れずに立ち向かえる様になったシルバー・クロウ。しかし、そこにビーム砲が。ブラック・ロータス、シルバー・クロウを巻き添えにしてクロム・ディザスターめがけてスカーレット・レインのヒートブラスト・サチュレーションが炸裂。
赤の王スカーレット・レインはいつからおまえらの仲間になったと言い捨ててチェリー・ルークにジャッジメント・ブローを撃とうとするが、逆に掴み取られる。黒雪姫はこのニコの裏切りに見える行為の真意を見抜いていた。クロム・ディザスターはふたりに任せられない。黒雪姫が言っていたが、スカーレット・レインの親だったであろうチェリー・ルークの絆に迷っていたのだ。でもこのままじゃチェリー・ルークにスカーレット・レインはやられちゃうよ。
黒雪姫に背中を押されて春雪はクロム・ディザスターをはねとばし、スカーレット・レインにジャッジメント・ブローを渡して彼を因業から解き放してやれと言う。
しかしクロム・ディザスターは逃げ出した。リーブポイントからログアウトしようと言う気だ。それを飛行形態で追撃するシルバー・クロウ。クロム・ディザスターの移動の仕掛けを見つけて、それを自分の背中に当てさせ、引っ張った上でビルに激突させた。
でも「やったか」状態で油断したら危ないのはお約束。まだ動けたクロム・ディザスターに引っ張られてやられそうになるのを逆に引き摺り上げて一撃を加え、動けなくなった所でスカーレット・レインがジャッジメント・ブロー。しかしこの戦いの過程で春雪はチェリー・ルークの強くなりたかっただけなんだという叫びを聞いた。
あれ、これはヤバイフラグなんじゃ?
案の定、無制限中立フィールドからログアウトしようとする時に妙な声を聞いた春雪。アイテムリストの中に災禍の鎧は無かった筈なのに、どこかに潜り込んで・・・え、そんなのでくっついちゃうの?
春雪、ヤバイなあ。
チェリー・ルークの件は片が付いて、赤の王とはこれで一旦関係が切れた・・・筈だったのだが。
かわいい妹が出来ちゃいましたよ、春雪。
これは黒雪姫さんが黙っていられまい。