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スマホでも“フィルタリング”強化を7月6日 13時55分
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政府は、子どもたちが安全にインターネットを使えるようにするため、普及が進んでいるスマートフォンでも有害なサイトへのアクセスを制限する「フィルタリング」対策を強化するなどとした基本計画をまとめました。
政府は、野田総理大臣も出席して子どもの健全な育成方法を検討する会議を開き、去年、1300人余りの子どもが、いわゆる出会い系サイトなどから犯罪に巻き込まれていることを踏まえ、子どもを有害なサイトから守るための基本計画をまとめました。
それによりますと、有害なサイトへのアクセスを制限する「フィルタリング」の機能について、従来の携帯電話では利用率が小中学生で70%を超えており、一定の効果が出ているとしています。
一方、普及が進んでいるスマートフォンでは「フィルタリング」の機能が設定ができない場合があることから、関係省庁で方法を検討するなど、対策を強化するとしています。
また、携帯ゲーム機など、インターネット関連の新たな機器の開発にあたっては、子どもの利用を十分に想定するよう企業側に呼びかけていくことも盛り込まれています。
野田総理大臣は「技術は日進月歩で進化しており、若者を有害情報から守る取り組みに遺漏があってはならない」と述べ、基本計画に基づく対策の具体化を急ぐよう指示しました。
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