LEGACY OF ASHES

日本のケープタウンからパイプの煙

いつも一緒

いつも一緒
マコは子浦で静かに眠る
二人は新聞記者
猛犬に注意？？？
10日ぶりですが
スー君の報告
マー君，スー君翻訳に挑む
お散歩は一日二回
ジョニーは超メタボ
和倉の櫻
明日は二人の誕生日
今日は二人の誕生日
ほんと，久しぶりの日没
今日も平和な一日でしたよ
午前中雨，午後晴れ，ご主人買い物
11月１，2日はお祭りだよ
マー君の血統書到着
重要事項確認
マー君のウンコは正常
マー君のウンコの話はおしまい
マー君のお父さんとお母さん（スー君は？）
いつもの時間，いつもの場所で
この平和がいつまでも続きますように
午後の散歩は短めに
ある遺書
リリーに会えたよ！！
カバ主人はまた大失敗
昨日の夕方から最悪の天気です
プロレスごっこは永遠に，しかし.....
今日の午後の物語
午後の雨が心配...
今日は嵐のため記事はお休み
猪狩り開始
突然大爆音が
二人は一段とおりこうになりましたよ
今日はこれでおしまい
今日はおしまいのつもりでしたが
タヒチの思い出
今日は晴天でまたシャワーをあびましたよ
念願のポーズ決まりましたよ
これは今日の朝のお話です
今までの思い出写真
マー君の見解はこうだ
マー君の意見は続く
謹賀新年
巨大いのしし捕獲される
太陽嵐と地球の終焉
指揮権発動せよ
二人の近況
ある記事について～マー君の報告
いつも一緒は終了いたしました

ハムレットの吹かす風

はじめに
OUT OF EDENは終了いたしました
Windmills of the Hamlet
古代バビロニア人は偉かった？
お星さまキラキラ
また・お星様キラキラ
またまたお星様キラキラ
まだやるの？お星様キラキラ
森と曼陀羅
Le Temp au Cafe
お気に召すまま
お知らせ
踊り子サラ
ローマ銀行そのぼろ儲けの仕組み
ある日突然
シンクロニシティと呪術的思考
ベートーベンの第九とFEMA　CAMP
パリを見渡すガーゴィル
ギルガメシュ叙事詩から二ケア信条まで
悪魔を語る前に
エレシュキゲルの力とイルミナティ
メタトロンの魔力
沈黙のヨハンネス　その１
沈黙のヨハンネス　その２
沈黙のヨハンネス　その３
地震を起こす兵器は存在する
CIAの作ったビン・ラディン
タイタニック号沈没の陰謀
思い悩むな
人形達のステージショー
アマゾンのシャーマン　その１
アマゾンのシャーマン　その２
Tyou11歳の詩
子ねた
コックニー訛り
不道徳教育講座入門
終わりの始まり
お知らせ
OUT OF EDEN過去記事から
霊操　その１
霊操　その２
凝縮された曼荼羅

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2012/1/21

「イトマン事件その２」　　

お知らせ；読者の方からメールが入りAWGがん治療の松浦博士の情報はここの記事の一番下にあります。

松浦博士は浜松ですが銀座ミラクルで2月4日に体験治療されるIさんからの情報で治療後報告があればご案内いたします。竹炭申し込まれた方のなかにも癌の方もおられるようなので。これは量子力学による治療法です。体験治療の報告を待ちましょう。

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ＡＷＧ治療・Arbitray Waveform Generator

日銀による９０００億円の２２５ETF買い。また追加したみたいだね。

イトマン事件と住友銀行名古屋支店長殺害

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誉め殺しと竹下さん....「皇民党事件（こうみんとうじけん）は自民党の総裁指名に関し、1987年に起こった事件。1992年の東京佐川急便事件に絡み、その公判中に明らかになる。“総理誕生に闇勢力が関わった”として問題になった。」いつの世も国民の為になることを言えば落選。政治家は国のために発言すれば殺される。警察や検察は庶民の味方とはほど遠い。年をとって晩節を汚す連中ばかりだ。元札幌国税局長が税理士になり今度は脱税の指南をする。警察幹部がパチンコ産業に天下る.....人生とはそういうものでしょうか？あんたたち。救いを求めるとカルトの術中にはまる。死ねば糞坊主の六道輪廻が待っていて葬儀屋は大繁盛だ。金を残せば相続人たちの「骨肉の争い」がはじまり一家離散だ。楽しい世の中だね。

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もう一つの昭和史

「最後に、この本によりますと、「バンク・オブ・アメリカ」の前身は、戦前上海を拠点にしたユダヤ系サッスーン財閥の「バンク・オブ・イタリア」でペルシャやラオス産の阿片で巨富を得たそうです。その一部は、ＣＩＡの前身のＯＳＳ（米戦略活動局）の対日諜報活動として使われたようです。」

ローマ銀行そのぼろ儲けの仕組み

FERそのぼろ儲けの仕組み　その１

FRBそのぼろ儲けの仕組み　その２

住友銀行によるイトマン抹殺の軌跡

『狡兎死して走狗烹らる』（出展「史記」）うさぎが狩りつくされると、それを追って働いていた猟犬は不要となり煮て食われてしまうという意味から、役に立つあいだは大切にされるが、役にたたなくなるとじゃま物扱いにされて捨てられてしまうというたとえである。この類語として「飛鳥尽きて良弓蔵められる」という成句もある。

フランクフルト会議で披露された２５箇条の「世界革命綱領」

（１）、人間は暴力とテロリズムによってのみ統轄され得る。
（２）、自由主義を流布させて、権力を我等の手中に収める準備とする。
（３）、自由の思想を階級間の戦争に発展させる。
（４）、目的の為に如何なる手段を使うことも正当化される。
（５）、我々にとって正義（Ｒｉｇｈｔ）は力である。
（６）、目的達成のその瞬間まで、我々の力は不可視のものでなければならない。
（７）、大衆を統御する為に、群集心理を利用すべし。
（８）、アルコール飲料、麻薬、道徳的退廃、その他全ての型の悪を大衆の中に注入せよ。
（９）、あらゆる手段で（他人の、他民族の）財産を収奪せよ。
（１０）、自由、平等、博愛のスローガンで大衆を欺瞞せよ。
（１１）、諸民族を互いに際限のない戦争に引きずり込め。
（１２）、各国政府の主要な地位に、我々に従順な人間を着けよ。
（１３）、プロパガンダ（宣伝）が重要である。
（１４）、必要とあれば我々の工作員（Ａｇｅｎｔｕｒ）を処刑して、我々が秩序回復の救い主として登場する。
（１５）、経済的好況と恐慌を演出し、暴民をして我々の邪魔者を一掃させる。
（１６）、大陸（ヨッローパ）内フリーメーソンに浸透せよ。
（１７）、組織的な偽瞞の技術を発展させよ。
（１８）、革命戦争の為の詳細な計画。
（１９）、偽瞞の外交技術の必要。
（２０）、究極の世界政府が目標である。この目標に到達する為には、莫大な独占が必要とされる。
（２１）、非ユダヤ人の財産を収奪する為の経済戦争の計画。
（２２）、非ユダヤ人を互いに破壊させる為の準備を構築せよ。
（２３）、新秩序。単一世界政府の要員は、独裁者によって指名される。
（２４）、青年、若者をとりこにする事は重要である。
（２５）、各国法と国際法は、非ユダヤ人の文明を破壊する為に利用されねばならない。

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その『狡兎死して走狗烹らる』の例としてCHEKAの創始者を処刑台まで連れまわすスターリン。レーニンしかり,愛犬チンコロもそのうち........皆さんはじっとソノトキヲタノシミニマッテイレバイイノデス。（写真提供：友人の元KGB,CIAのアナトリー・ゴリツイン）

レーニンの死後から2年が経過した1926年7月20日、フェリックス・ジェルジンスキーは中央委員会において2時間に亘るトロツキー、カーメネフ批判の演説を終えた直後、心臓発作により急死したことは嘘。
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CHEKA...創始者はFelix Dzerzhinsky

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フリーメーソン気取りのポーズをとるレーニンも単なる操り人形の走狗だった。

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エドモンド・ロスチャイルドの非嫡出子のスターリンは絶対的権力を与えられた。しかし指示はパリの秘密結社「大東社」から出されていた。初めての読者もいると思いますので......ヒトラーの祖父は本家のソロモン・ロスチャイルド.......これですべて繋がってくるでしょ。

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ボルシェビキ当時のCHEKAの拷問部屋。「ブルジョワジーに死を」の言葉が見られる。右にはメンデスの山羊が......つまりごっこをさせていたということ。これがイルミナティの怖さです。（写真提供：友人の元KGB,CIAのアナトリー・ゴリツイン）

　代理人は,彼らの忠義を彼らの国ではなく,風の征するモレア＝イルミナティに捧げるのである。彼らの狙いは彼らの愛すべき国を破壊して,その殺戮から利益を得ることである＜ヘンリー・メイコウ＞。

そういうピンからキリまでの代理人たち走狗も役に立つあいだは大切にされるが、役にたたなくなるとじゃま物扱いにされて捨てられ,あるいは処刑されるということ。政治家や隠れカルトやヤクザ本人たちは軽率だからそこまで気がつかない。

吉田茂に関しては「時近ければなり　その４」参照

『上海にいたサッスーン、ジャーデｲン・マデｲソンというロスチャイルド財閥から援助され財をなした吉田健一は、ある長崎の女郎が生んだ子供を養子にする。吉田茂その人である。その子が長じて東大法科に裏口入学し、牧野伸顕の娘雪子と結婚する（管理人注：その女郎の父親はおそらく吉田健一であろう。吉田茂の子どもに吉田健一がいる）。満州利権を守るため、田布施の一族（管理人注：田布施とは朝鮮人部落のこと）と血の契りを結ぶ。のちにヨハンセン・グループを作り、天皇の承認のもとに、アメリカ大使のジョセフ・グルーに極秘情報を流し続ける。』

原文

　住友銀行名古屋支店長が殺害されて１５年。時効になった事件だが、警察の捜査も力を入れず、住友銀行も捜査に非協力、一般人は冷めた視線、暴力団は身代わりで警察を立てる。なんというか極めて稀な結末でもある。近藤忠雄（７３）当時が、ピストルを所持し、出頭したが身代わりと警察は判断。真相は闇の中、時効を迎えた。前科ある点を考えると、本当の実行犯関係者が、近藤忠雄に接触。身分を明かさず、金と拳銃を渡し、仕事（自首）を依頼したのだろう。口を割らないでなくて、何も知らなかったのだろう。警察を立てようとしたのか、おちょくっているのか、事件への撒く引き要求のメッセージかは謎だが、時効を迎えた。この事件を追うと、住友銀行の全貌が見えてくる。と同時に闇社会、政治家のダーティな部分も見えてくる。

　明らかに関係性があると思われる両事件。裏社会との関係性の産物であり、ケネディ暗殺と全く同じ構図に思える。裏社会への裏切りだろう。ちなみに、１９８０年代からバブル終わりに掛けて、国会議員達も裏社会と手を切った。その証拠に、暴対法は厳しくなる一方だし、芸能界と暴力団との関係性は薄れ、暴力団のメディア出演も無くなった。暴力団の集金は、どんどん合法化しており、系列会社は一般企業と区別がつかなくなっているそうだ。警察白書でも全容解明は難しいとされているが、今後、中国マフィアや韓国などとの関係の全貌解明が重要視されるであろう。窃盗団・売春関係は、中国人が明らかに増えている。麻薬密売人が、イラン人が多いのと同様の構図であり、リスクを負わないピンはね構図にシフトしつつある。また、抗争も少なくなり、少なくなりつつあるパイを奪い合わないのと同時に勢力図が確立されているのだろう。

　もう、このような甘い蜜は存在しないのであるが、政界を巻き込んだ佐川急便・リクルート、竹下ほめ殺しなども同じ構図である。また、加藤氏自宅放火も可能性がある。これらの事件について簡易に解説していく。有名なロッキード。明らかに違法であり逮捕は妥当であるが、皆が同じ事をしていた。つまり、韓国の歴代大統領が逮捕される構図と同じである。強権政治、恨みを買った構図の産物以外の何物でもない。利権＆集票という構図は、官僚（警視庁）にあまり好まれないと言えるだろう。と同時に真面目に努力してきた者への否定でもあり、判断は正しかっただろう。同様の構図は、橋本献金にも該当する。日歯連の消えた一億円闇献金や村岡氏だけが罪を問われた世界などは、明らかに政治的意図が働いており、経済界が弱みを握るために仕掛けた罠でもあり、権力闘争に起因した部分、犯罪を当然とする国会議員の体質もあったのだろう。

　佐川やリクルートの事件は、政界と財界の癒着という話ではない。そこに総会屋。そして暴力団も絡んでいた。思うんだけど、総会屋とか暴力団は、現在の金融機関やマスメディアも同じだと思うよ。使途不明金でなければ合法活動であり、儲けた金を使い、損失は破算で公的資金投入という構図は全く一緒だから。世界的な構図として、美術品や貴金属、車、土地などが、投資物件として値上がりしたんだけど、これらも脱税や政治資金に利用されていた。後に背任などで多々、捕まる事になる。絵画の価値って難しい。しかし、値上がりするという前提より、相手に対して利得を与え、テイクバックを貰うという構図が存在した。それは、マネーロンダリングをする必要も無く、相手の名前を明かす事も無く、最高に都合の良い取引だったわけである。勿論、違法ではない。ピカソの絵を２０億円で購入。それを４０億円で売却。何も悪い事をせずに２０億円を稼げる。この２０億円を得ていたのが、政治家や暴力団であった。それを助長したのが、経済界、特に銀行や商社。その見返りに有利な制度や地上げ協力をしてもらっていたのである。全て、バブル崩壊まで上手くいった。これは、一般人にも恩恵を与えた。日経平均株価も四万円近くまで上昇した。

　竹下ほめ殺しは、一部、右翼の仕業で金銭の授受は無いとされている。しかしながら、これを純粋な右翼活動とする向きは少ない。一応、要求どおり、田中邸に謝る事で事態の収拾を図っているが、政界工作か経済界の要望絡みと目されるのが普通である。同様に加藤紘一宅放火についても右翼の仕業とされているが、何らかの不当要求を宏池会か加藤事務所が断った嫌がらせだと思われる。政局に滅法弱く、お人好しの秀才とされる当人。お金に困った任侠系右翼が、法外な要求を断られた腹いせに行動に及んだとされる。多分、組に借り入れがあったのでは。何故、地位を退いた加藤氏がターゲットになったのか。ここは、不明である。仮説として以下のような記述も多い。加藤氏の売名行為。多額の火災保険で利益を得た。勿論、森喜郎氏の恨みなど政界に関わる噂なども。単純な逆恨みだろうけどね。加藤氏をターゲットにしても、金は成らないし。竹下ほめ殺しと根底にあるものが違う気がする。

　使途不明金は、キャノン工事に伴う鹿島でも発覚してるし、色々なケースで存在する。だいたい、裏社会への協力金とされている。大企業の経理で使途不明金の可能性は低く、事実隠蔽並びに経営者達の不正使用と考えるのが妥当である。史上最高額の使途不明金のイトマン事件。完全に骨までしゃぶられたと言わざるを得ない。そもそも暴力団関係者が簡単にイトマンの経営に携わる、住友銀行の融資ずさんなど、様々な信じられない事実が存在するが、３０００億円以上が闇に消えたという真実は、日本史上、最も汚名的な事件である。

　さて、マネーロンダリング。通常、麻薬や武器密輸、賭博、闇金、売春などに使用される。勿論、日本ではない人身売買、臓器売買などで得た金もそのままでは闇市場でしか使えない。厳密に言うと、表社会でも使えるのだが、簡単に逮捕、つまり、足がつくのである。これを国家ぐるみで行っている有名な国が北朝鮮。海外の銀行を凍結されるとヒーヒー言って効果覿面なのは、ドルやフランでないと相手にされないからという部分も存在する。国家ぐるみでドルの偽札を作る北朝鮮。有り得ない国である。ちなみに、マネーロンダリング出来ずにたくさんの金品を所持、逮捕されたのが金丸信元自民党幹事長である。

　指定暴力団山口組旧五菱会系ヤミ金融グループの梶山被告の１０３億円という多額の金をマネーロンダリングさせようとした事は有名。これらに用いる手段は、ペーパーカンパニーと有価証券とプライベートバンカー。海外への送金には成功していたので、日本の金融機関や捜査機関にも問題は有るだろう。ちなみに、ホリエモンも同じ事を試みようとしたらしい。絵画なども同じ手法が用いられる。安く買って、高く売る。実際には、帳簿額に裏金を足して購入。売る時には綺麗なお金になる。バブル期ならゴルフ会員券なんかも小さな美術品だっただろう。話が反れたので本題に戻る。

　イトマン事件。イトマンは、慎重な経営をする会社という評判であったが、住友グループのタンツボと呼ばれる不良債権の飛ばしに使われる会社に変貌したというのが、現在の定説である。このイトマン事件。本来、住友事件と呼ぶに相応しい。まんまとイメージダウンを防ぐ事に成功している。イトマンで考えずに住友グループで考えると全て辻褄が合う。これは、住友の人事・東京での抗争・住友に対する事件に全てピタッと合致する。それだけでなく、政界の事件や権力闘争、不良債権処理まで適合するのである。つまり、住友グループと暴力団。そこに咬んでいるのが国会議員達なのである。
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この事件は「逆ハニートラップ」でホテル客室のマジックミラーからその行為を撮影しゆする。ミラーにライターを当て二重に炎が写るとマジックミラー。

　この事件は、住友銀行の磯田一郎元会長を中心としたストーリーである。特にイトマンでは、彼の一人娘が暴力団員と関係を持ち、ビデオ撮影したトラブル解消に伊藤寿永光をイトマンに入社させたという噂もある。
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写真は護送中の山口組幹部伊藤寿永光

真相を辿っていくと、伊藤寿永光の経営している「協和」が、住友銀行の支店二社に借りをつくり、イトマンを紹介してもらった事。そして、磯田一郎元会長の娘が経営する会社の絵画を伊藤が引き取り、多額の利益を上げたように見せかけた事などが、背景にある。そう考えるのが妥当だろう。ちなみに、絵画の不正売買にも娘は関わっている。厳密には、評価鑑定書の偽造を同会社社員が請け負っており、その詳細については心不全で亡くなったため、裁判でも明らかになっていない。そもそもこの伊藤という男が、入社できる経緯がおかしいとの指摘は多い。イトマンの河村元社長が、盲目的に信用し、特別待遇で引き抜いたと考えられている。この背景には、信用させる事に長けた伊藤の手腕だろう。河村元社長の回想録によると、出会った一年後にペテン師という評判に変わっている。ちなみに、彼の交友関係・過去、いずれもそのようなペテン師扱いをしている。それと対照的なのは、許永中。皆から好かれる、ボス。そういう人物のようであり、取調べをした者全てが、彼を好きになる。そういう逸話も残っている。余談ついでに河村という人物は、住友銀行の利益第一主義で育ったせいか、金に対する執着が凄い。イトマンも乗っ取ろうとしていた経緯があり、株の取得も創業者に迫る勢いであった。五億円以上、使っているようであり、彼のサラリーが２０００万円であった事や返済・金利など不明点が多いのも事実である。伊藤は地上げや闇社会との繋がりを買われたとの指摘も有るが、入社させる必要は無いだろう。完全にイトマンは、食い潰された会社である。先ほど紹介した有名な許永中というフィクサーの存在も出てくる。彼の背景には、大企業、暴力団、国会議員という権力のトライアングルがある。彼は、その中心の指揮者だった可能性が高い。顔を利かせる代わりに、そのトライアングルが手数料を貰うという構図である。最終的には操られており、犯罪に手を染めていないトライアングルは利巧と言える。石橋産業手形詐欺事件や総会屋としての仕事、各種事業など、額が大きいだけでやる事はチンピラと同じであり、インテリヤクザや暴力団幹部に比べてビジネスの質が低いと言わざるを得ない。つまり、窓口、実行犯だろうね。ただ、意外な一面では、絵画は本当に好きで利益だけのためではなかったようだ。同様に亀井静香議員や野中元議員と親しい関係であったとされる。ちなみに、落選した中尾元衆議院議員の逮捕で幕引きになっているが、竹下元首相か亀井静香国民新党代表が、黒幕だというのが通常の認識である。磯田という男、経団連副会長を務めたのだが、御手洗経団連会長と同じく不正に手を染めていたと考えるのが妥当だろう。御手洗氏の大分工場や懇意にしていた同級生に関わるトラブルは多い。ちなみに、元大分県議長も逮捕されている。この三者のパイプは太く、御手洗氏だげが免れる結果は、この住友のイトマン事件に似ている。厳密に言うと、直接的関与が無い点は違う。つまり、バックとしての顔だけである。まあ、見え透いた嘘で人を切る。人は使い捨て。これが、経営界でトップになるためには必要なのかもしれない。イトマンの元社長の河村という人物は、使い捨てられたと考えるのが妥当だろう。

管理人注：住友銀行頭取の娘も目の中に入れても痛くないほど父親に愛されていた。土屋桃子もそうだった。土屋義彦も娘によって晩節を汚されることになる。

　イトマン事件は、たかだか３６０億円、住友グループで３０００億円の使途不明金が生じている。どの論説を見ても、闇社会へと消えたという風に書かれている。帳簿に載せれない手数料だったのか、それとも合法的な取引を暴力団関係としたのだが、警察の捜査やイメージダウンを避けるためにそのようにしたのかは解からない。と同様にこの時代なら、政界へも闇献金の金が流れているだろうし、捜査自体がイトマンだけ、磯田元会長や住友銀行には及んでいない、政治家にも及んでいない。明らかに怪しい匂いがする。同様に住専処理や銀行合併などで上手く切り抜けた住友銀行。全て辻褄が合う。

　そもそも住友銀行の発展には、磯田元会長と暴力団の二人三脚で行われた成果だと言うのが通説である。便利屋として難題を解決してくれる暴力団、地上げで莫大な利益をもたらしてくれる暴力団。営利を貪（むさぼ）るだけなら、こんな良いパートナーはいない。むしろ、暴力団幹部のほうがえげつない奴だなと思っていたのかもしれない。ギブ＆テイクの関係が続いていたのだが、腹黒の男がずっと信頼関係を築くはずが無い。幾度も人を利用してきただけの人生。不良債権の処理を警察・弁護士を通じてしようとしたのだろう。暴力団もバブル崩壊で損失を受けており、お互い様だろうというのが本音であり、取立てのプロが取り立てられるのは面子にも関わる。住友銀行東京本店に、糞尿が撒かれたのは警告でもある。その後、住友銀行元頭取の自宅や住友銀行支店に火炎瓶が投げつけられるなどの事件が相次いだ。そして、最後は、名古屋支店長の射殺である。住友銀行は捜査に非協力的であり、３０００億円の損失よりも逮捕者が出ない事を望んだと推測される。一番のストーリーは、回収する事であったが、それが不可能であると解かると、政治家の力を頼る事になる。そして、公的資金投入でなんなく免れる。イトマンだけ事件にしたのである。この際に処理をしたのが、現在の郵便局のボス、西川という男である。この男、暴力団、政治家と同等とされている。弱みを握り握られの関係であったと推測される。ちなみに、面白い記述を読むと、銀行員はひ弱で政治家・暴力団の圧力に屈する。そして、融資を焦がす。逆に、中小零細企業に対して、融資を断り自殺者を出す。銀行関係者は、政治家や暴力団との関係、捜査されると自殺する。つまり、政治家＆暴力団→銀行→企業というピラミッド構造なのだ。

　えげつない話はこれだけではない。住友銀行は、リスクのある融資をイトマンファイナンスに渡していたようだ。協融もあったようだが、甘い蜜だけ、がっちりキープ。同様にイトマンが危ないとマスコミ報道されるようになると、処理に追われる。磯田は、しらじらしく部下の進言で伊藤を切ろうとしたと言っているが、磯田が伊藤と会うと、弱みを握られていたのか、騙されたのか。親しい関係になってしまう。しかし、住友銀行に近いイトマンから離れさせたく、工作をしかけるが失敗。その工作には、「協和」に伊藤と河村を行かせる案もあったようだ。しかも２０００億円を住友銀行が融資して。イトマンも潰さないとまで明言したとされるが、河村も磯田を信用してなかったのだろう。おそらく、イトマン系の不良債権を押し付け、協和に押し付けるつもりだったのだろう。損失は、住友銀行で上げるのか、イトマンで上げるのか、協和で上げるのか、結局、同じ事でメインバンクの住友が損失を計上するのだが、世間のイメージや自身に掛かってくる火の粉を消し去りたい一心で交渉したと思われる磯田元会長。それを見破った河村元社長。この亀裂は、長らく生命共同体で関係を築いた二人を竹を割ったように開放させた出来事であった。その起爆剤が、伊藤という男の存在だったのだろう。そして、伊藤をたくみに利用して、イトマン（住友銀行）から多額の融資を引き出したのが、許永中だったのだろう。イトマンは、住友銀行の子会社化しており、元OBを信じきった、磯田元会長のワンマン体制が、住友銀行に多大な損失を与えたと考えている。
　
　さて、政治家と暴力団を調べていると同等に思えてくるのであるが、平和相互銀行を通じて、銀行から貪（むさぼ）る姿を検証していく。不正経理や馬毛島事件や金屏風事件が、その事を証明している。不正融資では１１６億円の融資の大半が不良債権化。馬毛島事件では、２０億円の金を政界に配るが絵に描いた餅に終わる。金屏風事件では、５億円の価値の金屏風を４１億円で購入。つまり、３６億円の献金を竹下元首相にした訳である。この見返りは、イトマンファイナンスより融資された金で平和相銀株（全発行額の３３．５％）の買戻しだったようだ。完全に住友銀行の術中にはまっている。しかも、政治家もグルなのに。買戻しは出来ず、銀行は破滅へと向かう。住友銀行は、待ってましたとばかりに吸収合併。救済するという良いイメージを残し、規模を拡大させた。同様に政治家との関係で公的資金投入などの画策もしていただろう。住友銀行は、イメージダウンを最小限に抑え、成功への道を歩んだのである。ちなみに、この事がばれると、秘書が自殺して事件捜査終了という事になっている。

　第一勧銀の宮崎相談役の自殺や新井将敬代議士の自殺などを考えると住友銀行だけという話ではないのだが、額や暴力団との関係、地盤が関西で関東に進出した点など、他を凌駕する暗殺・嫌がらせ、東京の暴力団抗争など派手であった部分がイメージを増幅させているのだろう。一番おいしい思いをしたのは、大蔵省官僚や日銀職員ではなかろうか。安定した身分・サラリー。ノーパンしゃぶしゃぶに代表される接待漬けの日々。政治家やヤクザは、リスキーである。いずれにしても一般人に還元されず、銀行の莫大な利益は、政治家・暴力団・フィクサーに対する多額の手数料で成り立ち、接待費を計上する事で官僚や日銀職員を飼いならす。こういう構図だろうね。

　新井元代議士から感じるのは、権力やコンプレックスの怖さを感じる。と同様に上昇志向や競争意識もほどほどにしなければいけない。そう感じるのである。彼は帰化したが、在日である。在日が書いた彼への的確な批評を読んだのだが、事実として差別は残っているし、その痛みは同じ境遇で無いと解からないと述べている。批判したりメディアで人気を得るのは外道であり、本道ではない。恨みを持たれていたのと同時に裏と表の顔を使い分け正義ぶるのが気に入られるわけも無い。自民党復党についても数合わせであったと記載されている。あからさまな要求や手口も幼稚であり、舞い上がった一発屋であるとも言える。ちなみに、許永中も在日。暴力団も在日が多い。やっぱり、差別は最大の犯罪だよ、罪に問われないけど。社会から排除された者が、アウトローに走る。それは、社会が悪い。同様に人として歪んでいく。それは、やはり、社会が悪いのだろう。ちなみに、遺書は亀井静香氏が引き取り、公表する事は無かった。闇社会との接点が多い元警察官僚。イトマン事件や許永中逃亡中にも面会とされている男、亀井静香国民新党代表。細川連立を切り崩し、自民党政権復活にも尽力を尽くした。また、民主党政権誕生では、閣僚になる。政界のフィクサーであり、国民新党に在籍しながら、集金額が政界でナンバー２というのは甚だ恐ろしい。

　さて、ここからが第二章というべきか、住友銀行の再建である。回収を諦め、会長辞任でひとまず決着させた一連のイトマン事件。マスコミ報道でイメージダウンは広がるのだが、公的資金投入や一般人や一般企業からの回収で企業経営を続けようとしたのである。その後、国策というか政官業の癒着構造により生まれた超低金利政策で借りた金も返却。つまり、失敗は国民で負担しましょうという事である。アメリカの金融機関でも同じ手法が採られており、金融機関は民間でなく国営なのねというのが正直な感想である。未だに謎は、リーマンを潰してバンカメを助けた。あまりにも大きすぎて潰せないAIG。役員報酬は、前任者の１円から６億円に。やはり、アメリカ金融人の感覚は、日本人はおろかアメリカ人でも理解できないらしい。

　最後のバンカーと称される西川善文氏が住友銀行の頭取に就任する。ここから目覚しい回復を見せる。西川氏が行った事は、臭いものにふたをする。つまり、闇社会との断絶である。不良債権処理や経営統合を成功させ、道筋をつけたというのが表の顔。佐藤茂というフィクサーを巧みに利用して、総会屋対策や嫌がらせ対策を講じる。裏社会や政治家とのパイプが太く、敵にしない上手な立ち回りが特徴だろう。同様に公的資金注入やＧＳの仲介による優先株発行など、住友銀行の国有化を阻んだ功績は評価できるが、国益として考えれば身内の利益配分であり、社会人としては失格だろう。

　郵便局の西川社長誕生の裏には、竹中平蔵氏とゴールドマンサックスへの利益提供が背景にある。これは、すなわち、小泉元首相に代表される清和研究会、自民党全体の力が背景となっている。恩には恩を。また、郵政株はアメリカへの利益提供に最適な材料であり、その代わりにアメリカが日本製品を大量に消費してくれる。すると、経済界は多額の政治資金や選挙協力をしてくれ、自民党政権の延命に繋がる。これが、真実である。マスメディアは、金への嗅覚はヤクザ以上であり、民主党にスイッチして勝組についた。同様に総務大臣が、鳩山邦夫というクリーンな政治家であったこと、野党が強くなり、国民も真実を知る事となったなど。正義が勝つとまでは言い過ぎだが、政官業の癒着を切る事に成功した（民主党政権では解任が確実だから）。そもそも麻生おろしを武器に安倍元首相が公邸を訪れ、そこから麻生元首相の判断が間違ったとされる。つまり、小泉元首相や中川(秀）氏が、西川側に付いたと推測される。皮肉な事に鳩山邦夫総務大臣辞任により、自民党の支持率は壊滅的になり、選挙で大敗。やはり、正義は勝つのだ。

　暴力団よりピンはねが得意な政治家は多いだろう。同様に非道・劣悪な企業人も多い。巨額の利権は、木の蜜と同じで色々な虫が寄ってくる。カブトムシ、クワガタ、スズメバチ、蛾、カナブンなど。企業や暴力団は理解できるのだが、本来は国民全体の奉仕者であるはずの行政職員や政治家が違法では無いにせよ、取り込まれている現実。また、脱法行為を行う事実。権力や金というのは、改めて恐ろしいものだと感じる一連のストーリーである。

投稿者: tatsujin

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投稿者：tatsujin

2012/1/22 9：53

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イトマン事件その２
2012/1/21 22:19
平和相互銀行も計画的に破綻させられました。黒い噂の多い銀行ですが、自民党の資金源になっていました。防衛族の資金源でもありました。住銀に吸収された時点でユダヤ系に乗っ取られました。政治スキャンダルの情報はこの銀行に由来します。日本のゴルフ場の70％が外資に買収され、政治の保守本流は乗っ取られました。

投稿者：gattoparda

2012/1/22 1：00

tatsujinさま、こんばんは。
私はまさしくこの時、この一連の事件にもちょっと関係するある企業の秘書室で、政、財、官界との渉外を担当する部署の駆け出しOLをしていました。お金には縁のない芸術学科の学生から、ひょんなことから迷い込んでしまった、大人の世界。違和感だらけの毎日。何もわからずに、言われたままに駆り出される夜の宴席。小耳にはさむとんでもない話。そんな日々が嫌になり、家庭に入り、子育てに追われる日々を経て、もう一度、こうして謎解きをして頂いていることに感謝しています。
　違和感を抱いた自分の方が正常だった、、、この感覚を大切にしたいと思います。tatsujinさま、これからもmentorをお願いします。