'12/7/6
撤回理由の資料を全戸に配布
広島県は5日までに、福山市鞆町の鞆港埋め立て・架橋計画を撤回する理由などを示した資料を同町鞆地区の全約2千世帯に配布した。9日に開く住民説明会で詳しく説明し、理解を求める。
資料は「鞆地区の地域振興に関する県の方針」と題したA3判1枚。
この中で県は、架橋計画は江戸期の風情をとどめる鞆港の景観を変え、観光に悪影響を与えると指摘。代わりのバイパス道路として山側トンネルの建設を進める考えを示し「駐車場や港湾整備を組み合わせれば生活の利便性と景観保全が両立できる」としている。
山側トンネルを造った場合、道路が狭い町中心部を走る自動車が現在の1日当たり約3400台から約900台に減るという推計も紹介している。