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元市議 森林法違反で有罪確定へ
7月3日 1時13分

秋田県大館市が所有する山林の樹木を無断で伐採したとして森林法違反の罪に問われた北秋田市の元市議会議員の裁判で、最高裁判所は上告を退ける決定をして、執行猶予の付いた有罪判決が確定することになりました。

秋田県北秋田市の元市議会議員、武藤忠孝被告(72)は、3年前、大館市が所有する山林でナラなどの樹木293本、およそ36万円相当を無断で伐採し盗みとったとして森林法違反の罪に問われました。
弁護側は「自分が所有する山林だと思っていた。市の所有とは知らなかった」と無罪を主張しましたが、1審と2審はいずれも「市の山林だと認識していたのは明らかだ」と懲役1年6か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡したため、被告が上告していました。
これについて、最高裁判所第3小法廷の寺田逸郎裁判長は、2日までに上告を退ける決定をし、執行猶予の付いた有罪判決が確定することになりました。

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