07/05 18:38 更新
沖縄県名護市辺野古で、新しい基地の建設に反対して始まった座り込み行動が、5日で3000日を迎えました。4日夜、名護市で記念の集会が開かれました。この集会は、ヘリ基地反対協議会が主催したものです。およそ300人が参加しました。集会で安次富浩共同代表は、「オスプレイ」と辺野古に計画されている新しい基地との関わりについて触れ、次のように指摘しました。「『オスプレイ』のためのV字型滑走路なんです。普天間の『オスプレイ』配備を全体の力で止めてしまえば、新基地を造る必要がないわけです。だから全県民の力で、『オスプレイ』の配備を止める」と呼びかけました。辺野古で座り込みが始まったのは、2004年4月19日。海上でのボーリング調査阻止行動などで、これまで基地建設を阻止し続けています。「オスプレイ」を荷積みした輸送船が、アメリカ本国から山口県の岩国向けに出港する中、沖縄県議会は4日、県民大会の開催を全会派で決定しました。大会は、10万人規模を目指しているということです。