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【芸能・社会】指原 HKT48デビュー2012年7月6日 紙面から
AKB48から姉妹グループ・HKT48に移籍した指原莉乃(19)が5日、福岡市のHKT48劇場で開かれた「手をつなぎながら」公演に初出演した。恋愛問題を週刊誌に報道されたことをきっかけに「けじめ」の移籍が発表されてから20日。「HKTの指原莉乃」が、ファンの温かい声援に背中を押され、地元・九州で確かな第一歩を踏み出した。また、未定だった指原の所属チームは「チームH」となり、チームHは今後17人で活動していくことが、舞台上で発表された。 開演1時間前。劇場前にはすでに多くの人が詰め掛けていた。先月のAKB48総選挙では237人の中から4位に入り、国民的アイドルグループの中核を担うまでになった指原。そんな彼女が、着実に成長を続けてきたHKT48にどのような変化をもたらすのか。劇場の300席は、新たな船出を見届けようとするファンで埋め尽くされた。 スポットライトが光を放ち、公演が始まる。客席に背を向けていたメンバーが元気よく振り返り、歌い始める。年下のメンバーに交ざって汗を流しながら踊る指原に、大きな声援が送られた。 HKT48劇場での初めてのトークコーナー。テーマは「自分のへたれなところ」だ。 「へたれなところ…まぁ全部ですね。最年長ということで、シンディー(渡り廊下走り隊7・浦野一美)みたいになっちゃうんですけど、しっかりお局キャラを受け止めたいと思っています」 AKB48の派生ユニットに電撃加入した26歳の先輩を引き合いに出し、ファンの笑いを誘う。つかみはバッチリだ。その後はさすがのひと言。センターの兒玉遥(15)には無理やり「さっしー」とあだ名で呼ばせ、博多の突貫少女、村重杏奈(13)をイジリ倒し、総選挙で47位に入った宮脇咲良(14)には「かわいい少女好き」キャラ全開でスキンシップを迫る…。数々のバラエティー番組に出演した経験を発揮し、劇場を沸かせた。事前に知らされていなかったのか、兒玉からチームHに入っていることを明かされた際には、驚きの表情を見せる一幕もあった。 公演の最後を締めくくるのは、離れた場所の友を思う「遠くにいても」。東京にいるAKB48の仲間のことを思ったのだろうか。指原の瞳は、少し潤んでいるように見えた。 公演後、会見で「東京から福岡へ向かう飛行機の中、不安と緊張で眠れなかった」と明かした指原。ファンから「『おかえり』と言ってもらえたことが、新鮮でうれしかった」と、ほっとしたような笑顔を見せた。メンバーと歌い踊る中で、「頑張って、再出発できそうな気がしてきた」と、前向きな気持ちも取り戻した。 既に福岡でのテレビ出演が続々と決まっているという。これまで以上にHKT48の魅力をアピールする場が増えるはずだ。HKT48のファンへ「私が入って複雑な思いもたくさんあるかもしれないけど、私なりに精いっぱい頑張りたい」と、誓いのメッセージを送り、会見を締めくくった。 指原を加えた22人で、第一歩を踏み出した新生HKT48。ナンバーワンアイドルグループへの旅は、まだ始まったばかりだ。 PR情報
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