ボードメンバー

エレファントデザイン 代表者

西山浩平

1970年 兵庫県生まれ。

南米コロンビアで10代を過ごし、大学進学を機に帰国。進学先の東京大学では、蓮見重彦のゼミ「表象文化論」に在籍してゴミをテーマに研究する一方、在学中に手作りのオーダーメイドの鞄会社を設立。商品に対する顧客満足度から、オーダーメイドビジネスのポテンシャルの高さと、ビジネス的限界を実感し、桑沢デザイン研究所にて工業デザインを学ぶ。大学卒業後、外資系コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。経営学の基本を学んだ後、桑沢デザイン研究所時代の友人とエレファントデザインを設立。98年に法人化し、コンピュータグラフィックの3Dレンダリング技術を基礎として企業向けデジタルモックアップ事業を起こす。また、その技術とインターネットマーケティングによる製品企画・販売システム「空想家電」(現「空想生活」)を立ち上げ、現在はそれをさらに発展させたCUUSOOシステムを事業化。2002年よりグッドデザイン賞審査員。 2005年、米国New Yorkに本拠を置き、100年の歴史を持つThe Japan Societyより、"US-Japan Innovators"の一人に選ばれる。 2008年、ダボス会議を主催するThe World Economic Forum(世界経済フォーラム)のThe Global Agenda Councilのメンバーに選ばれる。

西山浩平

新商品の生産と開発を行う工場の在庫負担を最小限に抑えることができるDTOシステムの開発者である。 この活動は「空想生活」を通して実現されている。

ウェブサイト:http://www.cuusoo.com/

主な受賞歴

平成10年10月 通産省中小企業実業団 開催「第1回ベンチャーフェア JAPAN'98」審査員長賞受賞
平成12年10月 「空想生活」が「新領域部門」にて、(財)日本産業デザイン振興会主催のグッドデザイン賞受賞
平成13年04月 経済産業省、中小企業総合実業団、(財)社会経済生産性本部主催、創業・ベンチャー国民フォーラム顕彰事業 起業家部門 部門賞受賞
平成13年05月 「空想生活」が第9回桑沢賞受賞
平成13年09月 日本感性工学会受賞
平成18年 「コンパクトIH」がグッドデザイン賞受賞

[ アドバイザリーボード ]

 

ピーターコール

ピーター・コール

ハーバードビジネススクール准教授。マーケットデザインの専門家。プリンストン大学数学科卒業後、ミュンヘン工科大学でドイツ学術交流会のフェローシップで一年間ベルリン滞在。帰国後、スタンフォード大学経済学博士取得。ハーバードビジネススクールの交渉会議とマーケティングユニットのメンバー。現在の主な研究は、market designとincentives for participants in markets。近年「Signaling in Matching Markets」のレポートを発表。

ロバート・ハモンド

ロバート・ハモンド

フレンズ オブ ハイライン代表。社会的なユーザーコミュニティ育成の経験を豊富に持つ。米国テキサス州サンアントニオで生まれる。プリンストン大学歴史学学士取得。1994年よりニューヨークのウエストビレッジ在住。NPOの「タイムズスクエアアライアンス」等の非営利団体また起業家活動のコンサルタントとして活躍後、1996年オンライン最大級のHIV/AIDS情報提供サイトであるThebody.comの立ち上げに協力。1999年にフレンズ オブ ハイラインを設立し、代表を務める。現在は使用されていないマンハッタンのウエストサイドにある1.5マイルの高架鉄鉄道跡地を公園に変える取り組みをする。この計画はニューヨーク市を含む様々な機関や個人からのサポートにより遂行された。 (http://www.thehighline.org/)

エリック・フォン・ヒッペル

エリック・フォン・ヒッペル

マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院教授。ユーザーイノベーションの世界的権威。同大学院Innovation and Entrepreneurship Group(イノベーションと起業家精神グループ)の代表。分散型のオープンかつ革新的な性質の経済状態についてのリサーチを専門とする。また、企業が商品とサービス開発のプロセスを改善するための実用的方法について開発し指導する。

伊藤 穰一

伊藤 穰一

クリエイティブコモンズCEO。株式会社デジタルガレージ共同創業者であり取締役。カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、シックス・アパート株式会社会長、NPO The Mozilla Foundation取締役などを兼務している。日本のインターネット黎明期から数々のネット企業の創業を手がけ、日本政府・地方行政に対してもIT担当委員として、個人情報や情報セキュリティについての提言を行う。
“サイバーエリート”(TIME誌 1997年)、”50人のアジアの星”(BUSINESSWEEK誌2000年)、”明日へのグローバルリーダー”(世界経済フォーラム2001年)、”次世代の有力者”(VANITY FAIR誌 2007年)、WEB業界で最も影響力のある25人(BUSINESSWEEK誌 2008年)に選ばれた。

カリム・ラカーニ

カリム・ラカーニ

ハーバード大学ビジネススクールTechnology and Operations Management Unit准教授。
企業とコミュニティの技術革新と商品開発を専門とする。1993年カナダのマクマスター大学Electrical Engineering and Managementの学士取得。1999年マサチューセッツ工科大学Technology and Policy修士号取得。

西川 英彦

西川 英彦

立命館大学経営学部兼経営学研究科教授。
神戸大学にて博士号(商学)取得。株式会社ワールドおよびムジ・ネット株式会社取締役、立命館大学経営学部助教授を経て、現職。マス・コラボレーションにおける創発メカニズムについて研究を行っている。

ヨアブ・ シャピーラ

ヨアブ・ シャピーラ

Apache Tomcat バイスプレジデント。オンラインコミュニティ運営の第一人者。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院理学修士(Engineering and Management)取得。バイオテクノロジー、薬学,自動車関連、公的部門、そしてコンサルタント産業に関わる経験を持つソフトウエアエンジニアであり、同時に経営者でもある。オープンソフトウエアコミュニティのアパッチソフトウエア財団に参加。

アラン・ ウェバー

アラン・ ウェバー

前ハーバードビジネスレビュー編集長。起業家と新技術の動向に強い影響力をもつ。全国的に認められた受賞歴のある編集者で著者でもありコラムニストでもある。1995年マサチューセッツ州ボストンにFast Company magazineを創立、本社を構える。ビジネス誌の業界に斬新で活動的な参入を果たし、史上最も急速に成長、成功したビジネス誌となる。一般優秀部門とデザイン部門の二つで全米雑誌賞を受賞。1999年共同創立編集者のウイリアム・タイラーと共にAdweek’s Editor of the Yearに選ばれる。

横山 禎徳

横山 禎徳

前マッキンゼー東京支社長。社会システムデザインという分野の発展に向けて活躍中。1966年東京大学工学部建築学科卒業。建築設計事務所を経て、72年ハーバード大学大学院にて都市デザイン修士号取得。75年マサチューセッツ工科大学にて経営学修士号取得。75年マッキンゼー・アンド・カンパニー入社、87年ディレクター、89年から94年に東京支社長就任。2002年退職。現在は日本とフランスに居住。