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■ 天皇陛下、医療機器メーカー視察
天皇陛下が埼玉県の医療機器メーカーを訪れ、人工呼吸器などの開発現場を視察されました。
陛下が訪問されたのは、埼玉県川口市の医療機器メーカー「メトラン」で、未熟児の赤ちゃんのための人工呼吸器を開発しています。「メトラン」の人工呼吸器は、赤ちゃんの肺に負担をかけない繊細で高度な機能を持ち、日本のほとんどの新生児集中治療室で使用されています。 超未熟児の赤ちゃんは、かつては死亡率が60%以上で、この人工呼吸器の開発後は生存率が80%にまで高まったということを説明されると、陛下は「良い機械が開発されて良かったですね」と述べられました。 また、陛下が開発現場の苦労をねぎらって、「ずいぶん精密だからなかなか大変でしょうね」と声をかけられると、従業員たちも、「患者さんのためにやりがいがあります」などと答えていました。(05日13:07)
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