小野ヤスシさんとタモリ〝幻の名曲〟
2012年07月05日 12時00分
先月28日に腎盂(じんう)がんのため都内の病院で亡くなった小野ヤスシさん(享年72)が、作曲家としてあのタモリ(66)と〝幻の名曲〟を手掛けていたことが分かった。
小野さんが「ドンキーカルテット」を結成したことは周知の通り。演奏技術も高く、それでいて軽妙なトークも支持された。当時を知る音楽関係者の証言。「面白いコミックバンドとしてそれはそれは大人気だったよ。音楽をこよなく愛する人たちが集まるジャズ喫茶から、笑いを求めてコメディー好きが集う寄席まで、どこにでも飛んで行き幅広く活動していましたからね」
そんな小野さんは、当時日本を代表するボードビリアンだった団しん也さん(68)に才能を認められ、80年にデビューしたいわゆるホスト系の7人組歌謡コーラスグループ「秀樹と影武者」のデビュー曲となった「夜……酒組」(発売元・テイチクレコード)を作曲。実はこのとき作詞を担当したのがタモリだった。
「この曲は団さんのカバーだったんです。団さんは、イグアナのモノマネやハナモゲラ語などで脚光を集めて売り出し中だったころからタモリさんの才能を認めて、スゴくかわいがっていましたからね。親交のあった小野さんが作曲した曲の作詞をタモリさんに任せてみたんでしょう」(前同)
結果、小野さんとタモリのタッグが実現し、同曲が誕生した。小野さんが手掛けた耳触りの良い軽快なリズムと、タモリの手による「さあー 夜が来た 心をひらき 時間をとりこみ 酒飲もおよ~ 酒飲もおよ~」といった歌詞が見事にマッチし、人生の応援歌として音楽通から高い評価を受けた。
小野さんとタモリ、2人の天才が手を取り合った〝幻の名曲〟は今後も語り継がれることだろう。
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